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株式会社ダイシンビルド

家を建てる意味は?

こんばんは ダイシンビルド 清水です

今日は珍しく事務所です
同業の工務店仲間と
オンラインで情報交換をしましたが、
諦めムードですが「建築費の高騰」の話です

木材や鉄、断熱材、サッシ、住宅設備など、
ほぼ全ての建材が昨年より値上がりしています。
この状況は今年だけではなく、
もう何年も続いている流れです。
私たち工務店仲間も「どう説明していくか」
悩みながらも、誠実に向き合っています

特にこの10年を振り返るとよく分かります。
ウッドショックやコロナ前と比べると、
建築費はすでに約1.5倍になっています。

例えば10年前に2,500万円で建てられた家は、
同じ規模・同じ性能で建てようとすると
現在では3,500万円前後かかる計算になります。

この数字を聞くと、
「高くなった」と実感されると思います。

ただ、ここで誤解していただきたくないのは、
「建築費が上がる=家の価値も同時に上がる」
という事実です。
過去に3,000万円で建てられた家も、
今建てようとすると4,000万円かかる。
つまり「当時建てた家の資産価値は上がっている」
ということです。

さらに断熱・耐震性能をきちんと備えた家であれば、
中古市場でも評価される時代になっています。
欧米のように「性能で資産価値が決まる」
方向へ日本の住宅市場も少しずつ動き始めています。

ですので、建築費が高くなっている今を
「損をする時代」と考えるのではなく、
「建てれば価値が残る時代」と捉えることが大切です。

もちろん予算は限られています。
ですが後から替えられない性能やデザインには
最初からしっかり投資をするべきです。

性能を落とした家は
光熱費や将来のリフォームで損をし
デザインを落とした家は
日々の暮らしの満足度も下がります
両方を守ることが、
資産としての家を持つための条件になります。

同業の仲間たちも口を揃えて、
「高騰しても性能とデザインは絶対に落とさない」
と言っています。
これは私自身の考えでもあります。

そして忘れてはいけないのが、
これからも建築費は上がり続けるという現実です。

同時に家賃も上昇傾向にあります。
つまり「建てても借りても高くなる」時代が
これからも続くということです。
そんな状況だからこそ、
家を建てるのは暮らしを考える方がいいです

アパートにはない
「上質な暮らし」
そして「快適な暮らし」
これが今の時代に建てる意味だと思います

では明日も宜しくです

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