こんにちは。
輝建設のコハラです。
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久しぶりのメルマガです。
夏季休暇いただいておりました。
ありがとうございます。
夏季休暇中も打ち合わせや
見積もり作業など、
お休みだからお会いできる方が
多いのでバタバタとしていました。
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さて、最近は人と会えば、
この話題から。
「暑いですねー」
今日は古民家の暑さ対策の話。
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夏の暑さ対策、
いろいろ工夫はあるけれど──
「エアコンしかない」
これはもう、現実です。
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昔の家には
風が抜ける間取りや
深い軒、
縁側、
すだれなど
パッシブな工夫がありました。
けれど、
いまの暑さはもう、
それだけではしのげません。
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涼を取るための
いろんな工夫も
この暑さの中では
エアコン様に
頼るしかありません。
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ではそのエアコン、
どんな点に気をつけると
より快適になるのでしょう?
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もちろん、
古民家なんかでも
断熱、気密工事しっかりやって
性能あげれば、
空調機器の効き
良くなります。
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が、そんな高性能の話の前に
することが。
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冷やしたい部屋が
小さく区切れますか?
または、
大きな隙間なんかありませんか?
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古民家を古民家らしく
おおらかに部屋を
使いたいということで
続き間の建具を抜いて
一室にしていたり、
昔からのままで、、、、、
という感じで
建具がなくて
閉めることのできない出入り口
ありませんか?
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通り土間近辺の開口部などは
建具がなかったりも
していませんか。
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細かい部分の断熱、
気密工事の前に
まずは部屋を建具などで
仕切れるようにしましょう。
建具に隙間があっても
容積が小さい方が冷気も
たまりやすいです。
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うちの事務所も
いろんなところに
建具を追加しています。
例えばこちら。
渡り廊下を閉じるように。
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/eq7xN1nZyFcjoR
開けたところ
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/Lx1NGZ4M798DZF
建具は古建具の障子の紙をとって
透明のアクリルを
いれました。
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元々はここには
建具がなくて、
田の字4間の一番よく使う
部屋につながっている
出入り口。
エアコンの冷気も
薪ストーブの暖気も
ここから逃げていたのですが、
後付けで建具をつけると
冷気や暖気がたまって
とりあえず室温の
コントロールは
しやすくなりました。
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YOUTUBEなどで
新築工事の話などで
断熱気密できていない家は
家にあらずみたい感じで
言われていること多いですが、
絶対的な性能が低くても
以前よりは冷気、暖気が溜まりやすくなって
相対的に良くなれば
家の快適感があがって
ちょっとしたことですが、
うれしくなります。
ということで、また次回。
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追
もちろん、
絶対性能があがるのが
いいんですけど、
まずは現場改善の方法は
いろいろありますよ。
ということをしれば
視野もひろがるのかなと。
特にネット周りは
新築に関する情報が
多いので、
古民家や古家の快適性アップの情報を
ピンポイントで知れるものって
偶然の出会いが多いので
あーうちはどうにもならんのかなと
思われるのかもしれませんが、
まあ、実はいろいろとやりようが
あるかもしれないんで、
主治医的にそのあたり強そうな
工務店さんや設計事務所さんが
いてくれると心強いですよね!
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