こんばんは
クオホーム本田です。
本日は、着工前の最終確認を
現場で行ってきました。
同時に、オーナー様からご相談のあった
外構についても現地で打ち合わせ。
あとで直すより、最初に
調整しておくと予算も抑えられます。
さて、今日は「保証」の話を。
住宅業界に限らず、
電化製品でも、車でも、パソコンでも。
なぜか保証期間が終わった直後に
調子が悪くなる、壊れる。
こんな経験、ありませんか?
これ、たまたまじゃないんです。
むしろ「そうなるように
設計されてる」と私は思っています。
あえて壊れるようにしている
わけじゃないにしても、
「その程度の耐久性でしか作ってない」
ものがこの世には多すぎる。
そして住宅設備もその例外ではありません。
住宅業界では「1年保証」が一般的です。
屋根、外壁、防水、基礎など。
パナソニックやLIXILなどの
大手メーカーが供給している
設備機器でもほとんどが1年。
つまり1年で壊れてもおかしくない。
もちろん、もっと長持ちする機器もあります。
でも「1年しか保証しません」というのは
裏を返せば「1年で壊れても文句言わないでね」
ということ。
それを知った上で選択する
必要があります。
さらに汚れについても同じです。
例えばホーローのキッチンパネル。
最初はピカピカでも、いつかは
くすんできます。汚れが落ちにくくなる。
クロスも、トイレも、お風呂も。
基本的に「汚れない素材」はありません。
「汚れが目立ちにくい」素材はありますけどね。
だから、私はこう考えます。
壊れるものは必ず壊れる。
汚れるものは必ず汚れる。
だったら「壊れた時に交換しやすいもの」
「汚れても取り替えが効くもの」を
選んでおくべきだと。
もっといえば、
壊れた時に部品が入手できるメーカー品か?
その部品は国内製か?海外製か?
ここ、とても重要です。
特に海外製の輸入機器を
採用するときは要注意。
見た目はかっこいい。
でも壊れたら部品がない。
修理できない。
結果、丸ごと交換で50万円、なんてことも。
もちろん、海外製が全てダメとは言いません。
でも、もし選ぶならそのリスクも把握した上で。
そして壊れたときに「まぁ想定内」と
割り切れるかどうかが大切です。
ちなみに私個人の見解ですが、
設計段階で「壊れやすいもの」には
お金をかけすぎない方がいいです。
逆に、壊れない部分である
構造、断熱、屋根、基礎などには
予算をしっかり配分すること。
家の寿命は、そこが握ってます。
ご参考に。
では、では。
追伸
完成見学会のご案内
8月23日(土)24日(日)
30日(土)31日(日)
※平日案内可能
姫路市書写にて「悠久の家」のお披露目をします。
永く愛されるまいという意味を込められた「悠久」。
飽きがこないデザインで空間を表現しています。
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予約制です。
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