こんばんは
クオホーム本田です。
今日も暑いですね。
お盆は愉しく過ごして
いますでしょうか?
本日はデザインの話を。
デザイン、インテアリに
おける細部は「足し算」ではなく
「掛け算」で効いてきます。
どういうことかというと、
ドアのデザイン、照明の位置、
コンセントの配置、巾木の高さ。
こういった一つ一つは単体では
小さな要素に見えます。
でもそれらが互いに影響し合って
空間全体の印象を何倍にも
良くも悪くも変えてしまう。
足し算なら1+1=2ですが、
掛け算なら1.2×1.3×1.1…と
積み上がっていく。
プラスの掛け算なら数値は跳ね上がり、
マイナスの掛け算なら一気に
台無しになります。
例えば照明計画。
ただ「明るいか暗いか」だけではなく
どの方向からどんな光を落とすか、
家具や仕上げ材との相性まで考える。
その上でスイッチの位置や形状を
整えると、空間の質は見違えます。
また、窓の位置やサイズも同じ。
壁と床、家具とのバランスを意識して
配置するだけで、視線の抜けや
光の入り方が変わり、
広がりを感じる空間に変化します。
この細部の「掛け算」を意識せず
大枠だけで決めてしまうと、
いくら性能が良くても、
どこかちぐはぐな家になってしまう。
私が日々現場で細かい寸法や
納まりを確認するのは、
この掛け算をプラスにするため。
逆に言えば、図面上の数ミリが
完成後に大きな差になるからです。
これを理解せずに家づくりを進めると、
「完成してから違和感がある」
「何か惜しい」という残念な結果に。
家づくりでは性能や広さだけでなく、
細部の検討こそが全体の価値を
何倍にも高める掛け算になります。
だからこそ、最初からそこを
意識できる設計者と組むことが
本当に大事なんです。
実務者が読んでいる設計
ディテールが本に。
https://m.quohome.com/l/m/fesI8QGqRsf4kj
※私は電子版をすでに
持っていますが。
弊社のオーナー様でも
持っている方いらっしゃいます。
マニアですね!
ご参考に。
では、では。
追伸
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8月23日(土)24日(日)
30日(土)31日(日)
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永く愛されるまいという意味を込められた「悠久」。
飽きがこないデザインで空間を表現しています。
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