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株式会社 夏見工務店

一家に一台あるといい

短パン半そでの楽しい暮らしを実現するぜ!
【たぶん日刊】

いつもありがとうございます、夏見です。
本日もメルマガご愛読ありがとうございます!

土曜の夕暮れ、台所から
香ばしい匂いが漂ってきた。
母はエプロン姿で、銀色に光る
丸い鉄板の前に立っている。
それは、我が家に十年近く鎮座している
たこ焼き機だ。
父が商店街のくじ引きで当てた、
少し昭和の香りがするモデル。
https://kknatsumi.biz/l/m/CWjHVzpPRUYiHD

「ほら、回すよ!」
父が竹串を器用に操り、
半熟の生地をくるりと返す。
そのたび、表面に焼き色がつき、
湯気がふわりと上がる。
弟はまだ串を持つのが下手で、
ひとつのたこ焼きを何度も突いては
形を崩す。「あーっ、雪崩!」と
みんなで笑う。

外は薄暗くなり、リビングの窓には
家族の影が映っている。
ソースの匂いに誘われた近所の猫が
網戸越しに覗き、母が「ダメよ」と
笑いながらタネを足す。
祖母はテレビを見ながら、
焼き上がったものを次々と皿に移しては
「あつい、あつい」と頬張る。

「次はチーズ入り作って!」
「じゃあ甘いのもやろうか」
タコの代わりにチョコやマシュマロを入れて
甘い煙が部屋いっぱいに広がる。
その瞬間、
外の夏祭りの音が聞こえてきて、
家の中の時間と外の時間が
ゆっくり溶け合った。

一台のたこ焼き機は、
単なる家電じゃない。
それは、笑い声や匂いや
小さな失敗を丸ごと焼き固めて
家族の記憶にしてくれる道具だ。
きっと、また来週も同じ匂いが
この家を包むのだろう。

一家に一台
「タコ焼き機」を!!!

皆様の暮らしつくりの参考に!

では!また明日!

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