いつもありがとうございます。
菊池組・キクチです。
今日のお昼のインスタライブを視聴してくださった方、どうもありがとうございました!
ルームエアコンの運用方法について、もっと詳しい話や、新築などで一から計画する場合について解説しますので、8月27日発売の建築知識ビルダーズの連載をお楽しみに!
また、今日のライブの内容、気になる方は、家づくり百貨のインスタアカウントからアーカイブをご覧ください!
本題です。
住宅金融支援機構による2024年度のフラット35利用者を対象とした最新の調査データが発表されました。
当メルマガではこのデータを2020年度分(2021年7月発表)から毎回発表しており、
今回は5度目となりますね。
これは床面積や年齢、建設費などの細かいデータを、注文住宅や建売住宅やマンションなどの種類ごとに見られるのでとても面白いです。
今年建築する人のデータでなく、昨年度に機構に承認された(注文住宅の場合は主に昨年度完成したもの。建売、中古住宅、マンションの場合は昨年度購入)住宅のデータである事にご注意ください。
また、車庫やカーポートがある場合は床面積、価格それぞれにその分がカウントされます。
ここでは「注文住宅」のデータの一部を紹介します。
※「土地付注文住宅」「建売住宅」をのぞく、建物のみ借入された方のデータ
■注文住宅の平均床面積
全国は、118.5㎡(約35.90坪)
青森県は、126.5㎡(約38.33坪)
■注文住宅の平均建設費
全国は、3932.1 万円
青森県は、3726.8 万円
■注文住宅の1㎡あたり建設費
全国は、33.3 万円 (坪あたり約109.9万)
青森県は、29.9 万円(坪あたり約98.67万)
■建設費の平均年収倍率(建設費÷世帯年収)
全国は、6.9倍
青森県は、6.6倍
※借入金に対する倍率でなく建設費に対する割合を示す
調査結果の概要、主なポイントでは、下記のようにまとめられています。
1. 中古住宅の利用割合が増加
中古住宅の利用割合:27.4%(前年度比+3.3 ポイント)
2. 世帯年収が増加
【フラット35】利用者の平均世帯年収(注)は、2021 年度以降増加傾向にあり、 2023 年度は 661 万円(前年度+27 万円)となった。
3. 融資区分別の所要資金及び融資金は概ね増加
全都道府県別のデータ、上記で挙げた項目以外の細かいところも全てこちらから見られます。興味のある方、分析したい方はどうぞ。
↓土地付き注文住宅、建売住宅やマンションのデータも見られます。
https://kikuchigumi-mutsu.com/l/m/TjxgFtawydxDGx
現在は2025年ですが、
上記の2024年度よりも資材が高騰している事やGX補助金があった事もあり、今までよりもグレードアップしている会社も多いでしょうから、青森県でも平均100万円(/坪)を越えている事でしょう。
全国では平均115万円(/坪)は確実に超えていそうな気がします。
来年度の7月以降に答え合わせしましょう。
さて!
次はあさって水曜日、キクチがインスタライブ後半に出演します。
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