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株式会社 勝部建築

【30年後の夏に負けない家づくり】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

本日家作り百科の
インスタライブに出演しました

いつも事後報告で申し訳ありません
興味のある方はこちらから
https://m-katsuken.com/l/m/2JGk71uDxqkUQe

さてそんな本日は
30年後の夏に負けない家づくり
というお話

とうとう40℃を超える地域も
出てきているこの暑さですが
30年後の夏は
今よりもっと暑くなる
ということも考えて
おかないといけません

家を建てるときも
家を直すときも
それを踏まえたうえで
設計を行う訳ですが

特に東と西の窓からの
直射日光の影響は
さらに大きくなります

今のうちから
東西面の窓には
日射遮蔽の設計が必要

「残暑が厳しい」
日本で昔からよく聞く言葉

これは夏の間に
地面にたまった熱が
なかなか宇宙に逃げないから
近年この残暑が
どんどん長くなっているのです

原因の一つは
温室効果ガスの増加

とくに二酸化炭素が
地表から出た熱を吸収して
宇宙に放出されるのを
じゃましてしまう

もう一つは水蒸気です
高温化が進むことで
空気中の水蒸気が増え
これもまた熱をためてしまう

この二つの影響で
暑さがなかなか抜けず
10月になっても
冷房を付けるというのは
当たりまえに

10月までを見越した
日射遮蔽が
必要になる時代になるわけです

直射日光による
冷房負荷をなるべく抑えたい

そしてそんな時期まで
窓からの直射日光を
遮ろうと思うのであれば
南の窓も問題になってきます

太陽高度が下がれば
屋根や庇だけでは
とても防げなくなってきます

この先の暑さを考えると
単純な庇だけでは
限界が見えています

Low-Eガラスで
日射をカットしすぎると
今度は冬の暖房負荷が増えます

アウターシェードや
ハニカムスクリーンのように
手動で簡単に日射を取り入れたり
遮ったりするのは
これからの家創りには必須なのです

そしてこれは
住む人の理解と協力が
あってこそ成り立つ仕組み

アウターシェードなら
細かい調整は面倒くさいなら
夏の間は基本つけっぱなしにして
台風の日だけ外すなど
シンプルな運用をするとか

ハニカムなら
窓の開閉なくできるので
比較的簡単に

家の断熱性能にも
よるとは思いますが
将来の気候を見据えて
今からできる工夫を一つずつ

窓まわりの暮らし方を
今のうちから身につけておくと
この先の季節の変化にも
きっとやさしくなれると思います

それではまた次回(^^)

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