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クオホーム

建具を造作すると何が良い?

こんばんは
クオホーム本田です。

今日は朝から現場回り。
外構工事も順調に進んでいます。

午後からは図面作成。
最終チェックで漏れを確認中です。

さて本日は建具の話。

先日建具屋さんとの打ち合わせを
していました。

既製品ではなく造作建具の調整。
職人さんと寸法や仕上げの話をしながら
一つ一つ確認していきます。

既製品では対応できない
納まりや高さの調整など、
家全体のバランスを考えると
どうしても造作でないといけない
という場面があります。

実は、室内建具を造作にする事で
設計の自由度は格段に上がります。

建具ってドアだけじゃないです。
例えば、収納の扉や引き戸、
ちょっとした間仕切りなど、
すべての「開け閉めするモノ」のこと。

既製品だと決まった寸法・仕様しかない。
そうなると、空間の納まりが
その「既製品」に合わす形になります。

一方で、造作建具にすると
空間に合わせて建具をつくれるので、
例えば天井までの高さで作る事もできるし
間取りにあわせた「横引き戸」や
「フルオープンの3枚引き違い戸」
みたいなことも自在にできます。

そうなると何が変わるか?

空間が一気にスッキリしてきます。

高さやラインが揃っているだけで
視覚的に美しく整っていきます。

これが「デザイン」の本質。

余計な見切りや段差を消せる。
統一感を演出できる。

そして何より、家全体の印象が
格上げされます。

もちろん注意点もあります。

造作建具はオーダー品なので
価格は既製品よりちょい高め。

でも全てを造作にするのではなく、
見せ場の部分だけを造作にして
他は既製品を使うなど、
メリハリのあるコントロールが重要です。

例えばリビングと和室の
間の戸だけ造作、他は
既製品にするなどで十分雰囲気は出ます。

そして個人的に強く伝えたいのは、
造作にする=高い、ではないという事。

場合によっては建具に合わせて
壁や天井を納め直すコストを考えると、
むしろ造作の方が全体として
合理的になる。

造作は「高い」んじゃなく
「選び方次第でコスパ良し」なんです。

建具屋さんとしっかり話せる現場なら、
自由度も高く、柔軟な対応ができる。
そういう意味でも、設計と施工が
チームで動いている現場が
この判断を可能にしてくれる。

見た目にも影響するし、
使い勝手も良くなる。
家づくりにおいて、
建具は脇役じゃありません。

細部に神は宿る、とはよく言ったものです。

ご参考に。
では、では。

追伸
8月23日~31日は
完成見学会です。
https://m.quohome.com/l/m/TTshcpB4EADhPM

造作建具で設計した
お家です♪

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