こんばんは
クオホーム本田です。
本日は午前中は庭工事の
立ち合いに行ってきました。
合間に近くの現場の確認。
そちらはクロス工事中でした。
午後からは三宮で
藏家さんの色々打ち合わせ。
面白いアイデアが出たので
もう少し詰めて色々オーナー様に
還元していきたいと思います。
さて本日は素材の話↓
外壁の素材をどうするか?
お施主さんと打ち合わせの中でも、
最近よく話題になるテーマのひとつです。
というのも「木目調ってど
うですか?」と
ご質問を受けることがたまにあります。
木目調、つまり「木に見えるけど木じゃない」素材。
最近のものはよくできていて
パッと見では本物の木と区別がつかないほど。
メンテナンスが楽で、
見た目も雰囲気が出る。
そういうメリットもありますし、
決して悪いものではありません。
ですが、もし「本物の木」の質感を
暮らしの中で感じたいという
希望があるなら、やはり本物を
使う方が良いです。
木目調の素材は、
あくまで「再現」
されたものであって、
「素材そのものが持つ経年美」
までは再現できません。
実際に雨に濡れ、日差しに焼け、
時とともに色味が変わっていく
木の表情は人工の木目調では
得られません。
これは私の個人的な見解ですが、
「素材の経年変化に価値を
見いだせる家」こそ長く愛される家に
なると思っています。
例えば、外壁の一部だけでも
“本物の木”を使ってアクセントにする。
そうするだけで家の佇まいが
ぐっと引き締まります。
もちろん、予算もあるので、
全部を無垢材にする必要はありません。
でも「ここだけは本物を使おう」と
こだわる場所を決めるのが
いい家をつくるコツのひとつ。
それは玄関ドアでも良いですし、
庇の裏板でも良い。
例えば軒天(のきてん)を
板張りにするのも、効果的。
つまり本物と木目調の“共存”もアリです。
私はやりませんが。
ただそのときには
「どこを本物にするか?」の
バランスが重要になってきます。
全部を木目調にしてしまうと、
「本物感」は薄れてしまうので要注意。
設計側としては
そこをしっかり見極めて、
最適な素材の組み合わせを
ご提案しています。
見た目の雰囲気だけでなく、
本物の素材が持つ「重み」や
「温かさ」はやはり一味違います。
素材選びで家の“格”は変わります。
木目調は決して悪くありません。
でも“本物の素材”が持つ力を
一度体感してもらいたいと思います。
ご参考に。
では、では。
追伸
昨日ヴィンテージの家具を
ご紹介したら他におすすめは?
というコメントを頂きました。
なので私が個人的に好きな
ものを木が向いた時にご紹介
します^^
椅子の張り生地は違う色が
いいですが、チーク材は
現行品にないので、No42の
ヴィンテージならチークとか
ローズウッドがうっとりします。
購入は自己責任で!(笑)
続きを読むには会員登録が必要です。