こんにちは。こんばんわ。
高橋工務店の高橋真悟です。
昨日のメルマガでは、月曜日に
毎週放送している
「新住協関西」YouTubeライブ
で寄せられたご質問を取り上げ、
チャット方式で私なりの考えを
述べさせていただきました。
締めくくりに、高橋工務店は
イニシャルコストやランニング
コストのみならず、両面を兼ね
備えたトータルコストで
住宅づくりを行っているという
点を記しました。
今日は、その点について私自身の
考えを改めて述べたいと
思います。
昨日のメルマガでも申し上げ
ましたが、タカハシ工務店と
相性の良いお客様のひとつは、
新住協の考え方に同調して
いただける方であると
考えております。
高橋工務店は、そのような
お客様のために、長く安心して
住み続けられる家を建てる
という信念を持っております。
まず、単に「安ければ良い」と
いう住宅は提供しておりません。
家を建てるには相応のコストが
かかるため、私たちが建てる家は
何十年も住み続けられる存在で
なければならないのです。
そのため、施工方法や省エネ
性能、使用する素材に対して
細部にわたるこだわりを
持っております。
まず、省エネ性能について
申し上げますと、当社では
許容応力度計算による
耐震等級3を標準基準として
採用しております。
大きな地震が発生した際、
家が住めなくなっては意味が
ありません。
実際に耐震等級3の基準で建てた
住宅では、過去の大地震において
大規模な修繕費が発生しなかった
というデータも得られて
おります。
次に、住宅のエネルギー効率に
ついてですが、近年夏の厳しい
暑さや過酷な気候が問題と
なる中、エアコンを使用
しなければ熱中症や脱水症状など
のリスクが高まります。
一方で、冷暖房のために大量の
エネルギーを消費すると、
その熱が大気中に放出され
温暖化の要因にもなります。
私たちは、エアコンの電気代が
できる限り抑えられる住宅づくり
を目指しており、たとえ高出力の
エアコンで一時的な快適性を
追求しても、断熱性能に優れた
住宅でなければ常に膨大な
エネルギーが必要になると
考えております。
電気代や環境負荷を重視されない
方には、当社の提案する住宅が
マッチしないと思います。
さらに、高断熱・高気密住宅を
勉強していると、自然素材が
住宅性能と非常に高い相性を
持つことがわかりました。
そのため、高橋工務店では国産の
素材を積極的に採用して
おります。
たとえば、フローリングは無垢の
板を用い、壁紙もビニールクロス
ではなく、透湿性いのある素材を
標準装備することで、先に申し
上げた省エネルギー住宅との
相性を高めています。
また、タカハシ工務店が
国産材を使用する理由のひとつに、
材木を現場まで運ぶのに
燃料費が少なく運搬できるという点が
挙げられます。
外国産の材木は大型タンカーなどで輸送され、
輸送距離が長いので使用される
エネルギーが多くなるため、
家づくりにおける総合的なエネルギー消費が
増すと考えられます。
ですので国産の材料を使いたいのです。
このような住宅を建てることで、
初期のイニシャルコストは
一般的な住宅に比べて高くなる
と思います。
しかし、何十年も安心して住み
続けられる家を目指す上では、
修繕費や更新費用を抑えられる
ことが重要です。
すなわち、使用する素材や省エネ
性能にこだわると同時に、
ランニングコストも含めた
トータルコストで優れた
住宅づくりを実現している
のです。
本日申し上げた内容は、
タカハシ工務店の住宅づくりに
対する信念の一端に過ぎません。
この考えに同調してくださる
お客様とのご縁を大切にし、
私たちが建てる家をより多くの
方々にお届けし、日本全国に
広めていきたいと考えて
おります。
最後に、YouTubeライブで
ご質問くださった方の中には、
「できるだけコストの抑えられた
家を」と
お考えの方もいらっしゃる
かもしれません。
ただ、私は「家は安ければよい」と
いう考え方が必ずしも正しいとは
思っておりません。
このメルマガを通じて、
私のそうした価値観も
感じ取っていただければ
幸いです。
2025.6.25(水)№248
※タカハシ、次回の家百ライブ出演は
6月26日木曜日!!
お昼12時スタート
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