こんにちは。
輝建設のコハラです。
古民家再生で
打ち合わせをしている方から
「囲炉裏をつくりたいんですけど、、、、」
というご相談をいただいています。
これまでにも
なんどか囲炉裏話があって
やっぱり、薪ストーブでなくて、、、、
囲炉裏がほしいーーと!
いや~気持ちわかります。
薪ストーブでなくて、
囲炉裏、、、、、
わかります、その気持ち。
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ただし!
囲炉裏をつくるなら、
実はちょっとだけ
気にしなきゃいけない
法律のルールがあるんです
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囲炉裏まわりは
燃えにくい素材で仕上げてね!
という決まりが。
というわけで、
ここからちょっと真面目な話。
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囲炉裏の端から95cm以内に
壁や柱などがある場合は、
下地も仕上げも不燃材で
つくる必要があります。
実際のところ、導入となると
レンガ、タイルなどの仕上げに
なるのでしょうか。
そのさらに外側、
150cm以内の範囲に
あるのであれば、
準不燃材で仕上げればOK。
石膏ボードや木毛セメント板なんかが
お手軽なところでしょうか。
それ以上離れていれば、
仕上げ材の制限はありません。
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天井についてもルールがあって、
囲炉裏から420cm以上
離れていれば制限なし。
でも、1階に囲炉裏を設置して
その上に天井があるような場合は、
下地・仕上げともに
準不燃材での施工が必要になります。
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「石膏ボードね、はいはい」
となって
「その上にはビニールクロスでも
貼っときますかー?」
というと、
それはちょっと違いますよね。
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せっかく囲炉裏の
ある暮らしを選ぶなら、
空間の雰囲気は大事にしたいところ
たとえば、左官仕上げにしたり、
不燃処理された木材や
自然素材系の塗り壁を
組み合わせたり。
法令を守りつつ、
雰囲気を壊さない工夫が
カギになります。
法律とデザインの両立がポイント。
気になる方は、
お気軽にご相談くださいね。
ということで、また次回。
囲炉裏のブログも書いたので
お読みいただけると
幸いです。
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/m6TdY86vP1l4Ju
====
追
知人が以前、
囲炉裏のある旅館で、
囲炉裏にむかって転けてしまって
手を大火傷したことがあります。
たしかあの野口英世も
囲炉裏で火傷して
指がひっついてしまいました。
採用する時は、
本当に家族にみなさんで
しっかりと注意をはらって
いただかないといけませんので
よくよくご検討ください。
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