こんばんは。
HAND-WORK HOUSE
田村建設の田村です。
広島もとうとう梅雨入りしましたね。
雨が続く毎日、陰鬱になりがちですが、
夏の到来を楽しみに過ごしたいですね。
さて、
昨日、そごうの2階で開催されている
ポール・ケアホルム展へ
行ってきました。
ポール・ケアホルムさんは
デンマークの家具デザイナーで、
シンプルで美しい家具を
多数デザインされています。
僕は夕方に寄らせてもらったのですが、
夕方は来客が少ないそうで、
担当の方に丁寧に解説をしていただきました。
どの家具も本当に「美しい」という
表現がぴったりの佇まい。
スチールやステンレスの素材感が
空気をシンとさせるような
切れるような美しさでした。
久しぶりに鳥肌が立つような
美しさを体感しました。
↓ソファ「PK31」
https://hand-workhouse.com/l/m/Bvr1dmnQPFVeVw
↓ラウンジチェア「PK20」
https://hand-workhouse.com/l/m/KJtC9jBinpLBPq
その美しさは徹底した
細部へのこだわりと
職人さんの超絶技法で
生まれています。
↓「PK71」のディテール
https://hand-workhouse.com/l/m/kkou4lu0LOJPlR
こちらはサイドテーブルの
骨組みです。
ステンレスの角棒が溶接してあるのですが
3本の棒が1本に対して
他の2本がくっついている。
というのではなく、
3本が互いに卍のように
組合せて溶接してあります。
とんでもない加工です。
さすがにおったまげました!
↓おりたたみスツール「PK91」
https://hand-workhouse.com/l/m/aOTq8lHtYeDJcU
↓たたんだところ
https://hand-workhouse.com/l/m/Mf2q79uWJGIdVm
ひねられたステンレスの脚部が
美しい曲線を描いていますが、
折りたたむとこの曲線がぴったりと重なります。
ここがうまく納まるために、
2本の足の角度は0.数度
変えてあるそうです。。。
美しいモノには理由(工夫)があります。
ポール・ケアホルムさんの
徹底した美意識と、
ディテールへのアイデアと工夫、
そして職人さんの技術が
ひとつとなって
この美しい逸品が生まれているんですね。
お家の中も実は一緒。
(ちょっとおこがましいですが)
僕たちが一生懸命考えたことを
大工さんたち職人さんが
実現してくれている。
お家の中の気に入っている場所、
ちょっとそんな目で見てみて下さい。
この展示会は6月29日まで、
そごうの2階で開催されています。
(10:00~19:00)
日本でもめったに展示されていないという
名作椅子の数々に実際に座ることができますので、
ぜひ体験してみて下さい。
このポール・ケアホルムさんの家具、
現在はフリッツハンセン社、
(セブンチェアやエッグチェアなどが有名ですね)
でKPシリーズとして販売をされています。
なお、お値段は
目が飛び出るほどとなっております(笑)
ですが、見るだけでも眼福ですので、
いいモノを見て「眼を養う」というつもりで、
お買い物のついでに
のぞいてみてもらえればと思います。
それでは楽しい家づくりを!
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