こんばんは!
マルトの澤田です。
910、455、1820、1365、3640
工務店から図面を提示された
方なら、良く見る数字じゃ
ないでしょうか
木造住宅は基本的にマス目で
考えていきます。
そのヒトマスの長さ(ピッチ)が、
いくつかありまして
一般的に使われるのが、
尺モジュールといわれる910mm
(関東間なんて言い方もします)や、
メーターモジュールの1000mm
という寸法を使って計画します。
910mmって、何だか
中途半端な寸法。
勘の良い人ならお気づきだと
思いますが、尺貫法を使って
います。
1尺=303.030303、、、、
なので、ざっくり303mm
3尺で909.0909、、、なので
ざっくり910mmとなります。
この寸法が1マスなので、
廊下や階段の幅に910mm
と表記されてると
「91センチもあるのか」
と勘違いされる方が多いので
今日はここについて説明します。
参考図を書きました。
https://my59p.net/l/m/n6eK0bKbHoTYkE
字が汚い、絵がヘタとかのツッコミは
無しですよ。
910mm(91cm)は柱のセンター
つまりヒトマスの中心なので
柱の厚みが計算されていません。
また壁の下地も計算に入って
ない寸法ですから、実際の
寸法としては、柱が105mm角
(3寸角って言います)の場合
780mm(78センチ)になります。
細かいですが、仕上げが塗り壁
で塗り厚が2~3mmぐらいあると
775mmになりますね。
あと、柱が120mm(4寸角)だと
765mmになります。
逆にメーターモジュールだと、
870mmの内内寸法になります。
たかだか15mm、90mmと
思われるかもしれませんが、
このぐらいの幅だと、体感
ではかなり大きさの違いを
感じます。
じゃぁ、メーターモジュールに
しておけば良いねって思われる
と思いますが、それも実はいくつ
か問題がありまして(苦笑)
続きは明日という事で。
明日は久しぶりの出張です。
対策を充分にしながら、出来る
だけ元の仕事スタイルに戻して
いきたいと思ってます。
ではでは
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