こんばんは!
マルトの澤田です。
昨日はクロスのワレに対する処置
の説明をしました。
あえて繋ぎ目にカットを入れる事で
クロスのヨレやワレを防ぎます。
そんな施工方法が家にはいくつか
あります。
割る
切る
固定しない
”遊び”って感じのニュートラルな部分
を作る事で、見た目はちょっと、、、
かもしれませんが、家をキレイに長く
持たす、為の工夫をやっています。
キレイに長持ちするって事は最終的に
財布にも影響する所ですから、
ちょっと?って感じでもそこはガマン
して下さーい(笑)
いくつかご紹介しましょう。
柱の背割り
は見た事ありますか?
これは、柱のいたるところで無規則な
ワレが発生する事を防ぐ為に、あえて
柱にノコ目を入れてワレの力がこちら
に集中するようにしています。
こうする事で、この面以外にワレは発生
しませんが、この背割りは年を経つ毎に
開いてきますので、この面をどこに
向けて使うのかは、設計及び施工での
ポイントになります。
次はコンクリートの目地
こんなガレージ等の土間を見られた
事あるかと思います。
これも木の背割りと同じく、コンクリート
のひび割れを防ぐ為に施工された切れ目
になります。
コンクリートは諸説ありますが、ある
一定の面積(10~15㎡)超えると、
クラックが起こると言われており、
無規則で縦横無尽にクラックが
走るのは見た目にも構造的にも良く
ありませんので、熱や振動等の収縮で
発生するクラックを計画的にコントロール
するために、意図的に切れ目を入れます。
クラックが起こる力をこの目地で
吸収しワレを防ぐのです。
”誘発目地”なんて言い方もします。
こちらの土間は、普通にカットを入れる
のではなく、カットにもデザイン性を
持たせるようなやり方ですね。
目地を大きくして、砂利やタマリュウ
を入れたり、延べ石やタイル・レンガで
土間と仕上げを切り離す事で、同じ
目地でもデザインとして見せるよう
工夫されてます。
他にも
窓上のコーキングをやらないとか
無垢のフローリングは少しスキマ
を空けて貼るとかまだまだありますが、
どれもこれも、長く持たせるとか
美しく使い続けられる為の工夫なん
ですね。
このスキマにゴミが詰まるから
穴を埋めろ!なんてクレームしない
で下さいね(苦笑)
今週は数珠繋がりメルマガ。
いやわらしべ長者メルマガか。
一つのネタから展開させる感じ
でメルマガを書いてみました。
何か気になるテーマがあれば
ご意見下さいませ。
私なりですがお答えメルマガを
書いてみたいと思います
ではでは
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