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株式会社 勝部建築

【間取りは骨組みで決まる】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

今日から22歳の新人が
大工さんとして入社しました
現在日本の大工人口は
20年間で半減して約30万人
その内60歳以上が半分で
20代はわずか7%
この数字が示す意味
それは育成の重要性です

とにかく仕事の楽しさを
伝えていけたらと思います

さてそんな本日は
間取りは骨組みで決まる
というお話

家づくりを考え始めると
まずは間取りやデザインに
心が向くと思います

こんなリビングにしたい
こんな場所に
キッチンがあったらいいな
という想いは誰しもあるもの

自由に間取りを
考えたいという気持ち
よく分かります

夢を膨らませながら
理想の暮らしを描く
家づくりの一番楽しい時間

でも だからこそ
とても大切なことがあります

その自由を
本物にするためには
構造という見えないルールが
絶対必要なんです

間取りはデザインだけで
成り立つものではありません
柱や梁、桁、沢山の構造材が
それを支えています

自由に描くのは簡単ですが
ちゃんと建てられるかどうか
それはまったく別の話

構造計画にはルールがあります
間取りと構造を
同時に整理することで
安全で無駄のない家づくりが
できるようになる

そしてこれは
耐震性が上がるだけでなく
コストダウンにもつながります

構造を無視し間取り優先で
プランニングを進めると
あとから補強が必要になったり
とても大きな材料を使ったりと
想定外のコストが発生するのは
実はよくある話なんです

構造計画を制約と感じるのは
その先の景色を
まだ見ていない人だからです

本当の自由とは
構造の仕組みを
理解した先にあります

柱の位置
梁の掛かり方
耐力壁や吹き抜けの配置

見えないところで
家の寿命と安全は決まります

ルールに沿った構造計画は
施工性が上がり
材料も減らせて
将来のリフォームまでも楽になる

構造を整えることで
安心とコストの両方が
ちゃんと守れるんです

根拠を持って建てられる
自由な家

夢をカタチにするには
骨組みから始まります
それこそが
本当に自由な設計を
可能にする近道

間取りは見えても
骨組みは見えません
でも重要なのはその見えない部分

家族の命を守るのも
将来のメンテナンス性を
左右するのも
実は構造なんですよ

デザインも、開放感も
暮らしやすさも
支える骨組みがあってこそ

構造から考える設計は
家づくりを根っこから支える
選択なのです

それではまた次回(^^)

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