皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
今日は帰省中の長男と
久しぶりのチャリツーでした
かなり斜度のきつい坂道に挑戦
楽々登っていく長男が
あっという間に見えなくなる中
なんとか降車せずに登りきれて
気持ちよく下り
帰路につきました
しかし流石に脚が限界ww
楽しい時間を過ごしました
さてそんな本日は
気持ちを重ねて出来る家
についてです
家創りを始めると
まず最初に間取りを決めます
その間取りや詳細の打合せを元に
設計図が出来ていきます
設計図さえできれば
後は完成を待つだけ…
とはいきませんよね
設計図だけじゃ終わらない
その図面を元に
人の手が入り形になる
設計者は
どんな暮らしをし
光をどう射れて
どんな景色を見て暮らすのか
そんな想いで
一本ずつ線を引いていきます
そしてそれを実際に形にするのは
現場の職人さんたちです
木を切って組んで
道具を使い手で仕上げる
図面を見ているだけでは
見えてこないことも
現場に沢山あるんです
ここの納まりは
こうした方が
もっと綺麗なると思うし
施工もしやすい
そんな声があがってくる現場は
とても良い家になります
設計者はその声に耳を傾け
職人の技術と感覚を受け止める
この場所はこんな暮らしを
イメージして
ここは自然光をやわらかく
取り入れたい空間なんですなどなど
設計者の想いも
職人さんが感じ取る
そんなふうに、
お互いの気持ちを
伝え合うことの出来る関係
一方通行じゃなく
キャッチボールのように
言葉と想いを交わせる関係
これはいい家をつくるために
とても大切なことだと思います
例えるなら船を動かすこと
設計者は進むべき方向を示す舵で
職人たちはオールを持つ漕ぎ手
どちらが欠けても
船はまっすぐ進まないし
目的地にたどり着くことはできない
波の強いときもあるし
風向きが変わるときもある
でもお互いを信じて
力を合わせてこそ前に進める
会社によっては
誰がどんな思いで
設計しているかも知らずに
現場でただ機会的に仕事をし
設計者は施工している
大工さんの名前すら知らない
なんてこともありえます
設計と現場は
理想と実際
その間をつなぐのは
人の気持ちなんです
どちらかが正しいではなく
どちらも必要で
どちらも大切
気持ちが通う現場は
空気も良いです
職人さんたちの手にも
設計者の目にも
自然と笑顔が増えていく
お互いを想い
より良い家を作ろうと
掛け算をしていきます
そうしてできあがる家は
図面以上の温かさを持った
本当にいい家になる
家づくりは
一人ではできません
設計者がどんなに良い図面を作ろうと
職人がどれだけ良い仕事をしようと
両者の想いが通じ合ってこそ
仕事に対するモチベーションが上がり
相乗効果をもたらす
設計も職人も
それぞれの持ち場で力を出して
ひとつの目標に向かって進む
そのために一番大事なのは
やっぱりチームワーク
想いを重ねながら
家は少しずつかたちになります
完成した家の中に
暮らしの心地よさだけでなく
人と人が向き合ってきた時間や
小さな対話が積み重なり
皆が日々の仕事ではなく
住まい手を想い作った家
そんな住まいこそが
本当に「いい家」と
呼べるのではないでしょうか
それではまた次回(^^)
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