こんばんは。
HAND-WORK HOUSE
田村建設の田村です。
お手伝いさせていただいた
「マンションリノベ」がひとつ完成しました。
広島の街と比治山を一望できる
素敵なお部屋です。
フルリノベ(内部をすべてすっからかんにして作り直す工事)
で、工事は大変でしたが、
心地よい暮らしが生まれそうです。
↓こんな感じです
https://hand-workhouse.com/l/m/ntSR0z76hfJ1qZ
https://hand-workhouse.com/l/m/VIa8p6X5soogRy
https://hand-workhouse.com/l/m/Te4vEAg0g39CyJ
https://hand-workhouse.com/l/m/IRsqd0EogFdqSW
マンションはキッチンやお風呂を変えたり、
壁紙を変えたりしかできないと
思っている方も多いと思うのですが、
間仕切りを自由に動かしたり、
いくつか条件はありますが、
意外といろんなことができるんです。
↓「木のマンションリノベ」事例
https://hand-workhouse.com/l/m/BikZ34JbVCHgJB
マンションをお持ちの方、
マンション購入を考えている方は
知っておいていただければと思います。
さて今日は、
昨日の照明の話の続きをいくつか
させて頂きたいと思います。
落ち着いた雰囲気をつくりだすには、
照明は少し抑え気味がちょうどよいです。
部屋全体を明るくするのではなく、
・ダイニングテーブルを照らす
・絵や飾り棚など見せたいものを照らす
・手元を照らす灯りをつくる
など、ポイントをしぼって
照らしていくと、
欲しい所がしっかり明るく、
点々とした灯りがつながって、
優しく暖かい雰囲気が生まれます。
暑い日のそよ風が心地よいように、
暗い中に灯りがともっている状態が
「明るさ」という心地よさを
一番感じることができます。
なので、明るい所と暗い所を
メリハリよく共存させることが
大切なんですね。
とはいえ、人が集まった時や
年齢を重ねた時を考えると、
しっかりした明るさも欲しい時があります。
ですので、明るさを調整できる
「多灯分散」の考え方がオススメです。
これは部屋の灯りを1つのシーリングライトなどで
賄うのではなく、
いくつかの照明を設置して、
場合によって明るさを調整するという
考え方です。
人が集まった時は全部の照明を
ともして明るくする。
夫婦でゆっくり過ごすときは
照明を減らしてより落ち着いた
雰囲気にするなど。
様々なシチュエーションに
対応することができます。
もうひとつ大事な要素は
「照らし方」です。
天井から照らすのか、
壁から照らすのか、
床から照らすのか、
光源を隠すのか(間接照明)、
どこから光が来るかで
かなり感じ方が変わってきます。
例えば寝室で真上から光が来ると
まぶしいですし、
作業の時は目や手の近くに
光が欲しいですよね。
その場所、その行動に
ぴったりくる光の送り方を
考えることが大切です。
これは照明の高さ、
(灯りの重心ともいいます)
を考えることで調整していきます。
基本的には灯りの重心を
落としていくと
落ち着いた雰囲気になります。
ダイニングをイメージしてもらうと、
天井からシーリングライトや
ダウンライトの灯りが届くよりも、
テーブルに近いペンダントライトから
灯りが届く方が、ぐっと落ち着いた
親密な雰囲気が生まれます。
これは多分、
照らされる範囲が狭まることで、
暗い部分が生まれ、
明るい場所に人の意識が
集中するからではないかと思います。
こう考えると、
実はオフィスも手元に灯りを
持ってきた方が作業効率があがるのでは?
なんて思います。
今は持って移動できる
ランタン式のLED照明が
いろいろ出ていますし、
お洒落なものもたくさんあります。
これからの照明計画は、
ベースとなる照明(家にくっついているもの)と、
ポータブル照明(移動できるもの)の組み合わせで、
住まい手がその場所の明るさを
自由に調整しながら暮らす。
そんな暮らし方が一般的になりそうです。
先日の「家づくり百貨」インスタライブでも
いくつか紹介されているので、
気になった方はぜひ、観てみて下さい。
↓アーカイブはこちら
https://hand-workhouse.com/l/m/aHvGQJfyhmWMGO
それでは楽しい家づくりを!
続きを読むには会員登録が必要です。