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株式会社 勝部建築

【育てるフライパンと育てる家】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

明日は新住協の勉強会で
地元島根開催
県内外から多くの実務者が参加して
高性能住宅の設計を学ぶ機会です

そして翌日は当社のリノベ物件と
竣工物件の2件の物件見学
快く引き受けてくださった
お施主様に本当に感謝です

県内外からの参加があるなか
出雲市内の業者さんが4社
社員さんを連れて見学に来られます

この団体に所属する時点で
高性能住宅はそこそこやっている
しかし空調計画は簡単にできない
なので皆さん当社の空調計画に
とても興味があるようです

この機会に地域全体の家作りが
少しでもレベルアップしてくれたら
そんな想いで技術を公開したいと思います

さて本日は
「育てるフライパンと育てる家」
についてです
先日の家百インスタライブでの
石原さんのお話であった
フライパンを育てる 
この“育てる”という感覚 
全く知りませんでした

自然なトークを遮断して
思わず質問してしまいましたww 

新品の鉄のフライパンは
最初こそ食材がくっつきやすく 
使いにくいものの

でも油を馴染ませ 
洗剤を使わずたわしで洗い 
火にかけて乾かし
油を塗って保管する 

そんな手間を重ねていくうちに
くっつかず手に馴染み
味わい深い道具になるのでと

使いふるして捨てられるどころか
一生モノとして育っていく

これは
大工道具と全く同じ感覚
買ったばかりの刃物は
切れ味が良くないですが
研ぎ、使い、研ぎ
油を塗って保管し
次の出番を待つ
それを繰り返すたびに
刃物の切れ味は
どんどん上がっていきます

実は家だって同じなんです
見た目だけの新建材は
まるで表面加工のフライパン 
最初はキレイでも
剥げたら終わり

でも木や自然素材は違いますね
お手入れをしながら
少しずつ風合いが出て 
暮らしに馴染んでいく

お客様の中には
木の天板が好きすぎて 
手入れを楽しみにされている方も

長く付き合い
愛着を育てる暮らしって
とても豊かだと感じます

そしてもう一つ
こんな話もありました

家づくりで女性が
キッチンに立つ前提の打合せって
どうなんですか?

たしかに今は
夫婦で家事を分担する時代 
誰が使うかはご家庭によって 
本当に様々ですね

物干しの高さでも 
誰が洗濯を干すのかで
ベストな位置は変わってきます

もちろん理想は
誰が使っても快適な設計
でも身体的な違いがあれば
全員にフィットとはいきません

だからこそ 
ご家族にとっての 
暮らしやすさを丁寧に探ることが
設計ではとても大切なんです

家を建てるということは 
これからの暮らしを整えること
その中に家事のあり方も含めて 
見直していけると
良いなと感じました

私ももっと妻に協力しよう
そう思いましたww

それではまた次回(^^)

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