こんばんは
クオホーム本田です。
昨日は岐阜。
本日は愛知にいます。
工務店さんと情報交換
しながら動画も撮影。
今回も学びがある出張に
なって面白かった。
今回は造作建具の話に
なり面白かったです。
室内扉だと面材を何に
するのか?をこだわるのは
当たり前ですが、今回の
話しは「取手」の話。
取手は扉を開くたびに触れる
素材なので「やっぱりこれは
外せないな」と思ったのが
取手に対するこだわりの
話しになりました。
金物メーカーの堀商店さんは
ご存じでしょうか
取手一つで建具の空気感が
ガラッと変わる。
それぐらいの存在感があります。
どんなにシンプルで
上質な造作建具でも、
最後の“手に触れる部分”がチープだと、
全体の印象が引きずられてしまう。
これはよくある話です。
私が個人的にも何度も採用している
堀商店さんの取手。
素材そのものが持つ風合いが
しっかりあって、 時を重ねていくと
だんだんと味が出てくるのがいい真鍮。
量産品のように新品のときが
ピークではなく、暮らしの中で
じわじわ育っていく。
これが堀商店さんの金物の良さ。
特に真鍮なんかは、
色味が少しずつ落ち着いて、
手に馴染む感じが出てくる。
その“経年変化”が心地よくて、
無垢材の建具と相性が抜群。
同じ建具でも、
取手ひとつで“語り出す”ような
存在になるから不思議です。
もちろん、取手だけで
家が良くなるわけではありません。
でも、家全体の質感を上げるには
「どこにコストをかけるか」が大事。
私は、建具や金物といった
「手に触れるところ」には、
少しこだわってほしいと思っています。
毎日、手で触れる場所。
だからこそ、心地よさや
温もりを感じられる素材を選ぶ。
実際、オーナー様の中にも、
「この取手にしてよかったです」って
住まれて毎日触れて言ってくださる方がいます。
そういう一言を聞くと、
「やっぱりこだわってよかった」と
思えるんですよね。
量販の大量生産品にはない、
職人の手のあとが残るパーツ。
これがあることで、
その家に“らしさ”が宿ります。
私は、建具の取手に
そういう住まいの「味」を感じています。
ご参考に。
では、では。
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