皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
今日は家百インスタライブでした
いつもアナウンスが後手に回って
申し訳ありませんww
興味のある方は
アーカイブがこちらから
↓ ↓
https://m-katsuken.com/l/m/mnYACGGWlKGucq
そして今日はとても
良いニュースが
協力業者の社長さんから
「大工になりたいって言ってる
若い子がいるけどどう?」
おー!是非是非!
実は4月に新入社員を迎えるべく
かなり準備をしていたのですが
縁がなかったようで
今年は諦めていたのですが
なんとこのタイミングで
まあまだどうなるかは
わからない話ですが
声をかけて頂けただけでも
ありがたい話です
乞うご期待ww
住宅業界向けの
雑誌取材もあり
なんだか慌ただしい一日でした
さて本日は
「見えないけれど大事なもの」
というタイトルで
家を守るアンカーボルトと
構造計算の大切な関係について
海に囲まれる地震大国日本で
木造住宅を安全に建てるには、
目に見えない部分がとても大切
それはこれまで起きた
数々の大地震が
物語っています
目に見えない大切な部分の
ひとつが今日お話する
「アンカーボルト」
これは家の土台と、
コンクリートの基礎を
しっかりとつなぐ
先端がネジになっている金属の棒
↓ ↓
https://m-katsuken.com/l/m/vkfzSBByOHzagd
家を基礎に
縛りつけるような役目で
建物のズレや倒壊を防いでくれます
そして大切なのが
地震が起きると
家は横からの力により
柱を上に引張る力も加わります
家の四隅や耐力壁の端などでは
この引抜力が特に大きくなります
アンカーボルトは
土台と基礎の固定を担い
柱の引抜きにも
耐える構造になります
ここで少しだけ法律の話を
建築基準法では
アンカーボルトの間隔を
最大2.7m以下にすれば
良いという決まりがあります
でも実はこの基準
地震の大きさや建物の形
重さなどは考慮されていません
2.7m毎に
入っていればいい、
という最低限のルール
つまりそれだけに頼ってしまうと
本当に必要な場所に
足りない可能性が多い
実際の地震では
想定以上の力が柱に
かかることも多いので
「計算で確認する」ことは
とても大事なのです
構造計算を行うと
どの柱にどれくらいの力が加わり
どこにどんな金物を入れるべきかが
数字でしっかり分かります
そしてその金物を付けたことによる
柱の引抜力を計算し
アンカーボルトの
位置や本数を決めていく
家づくりにおいて、
この「構造計算」は、
人間ドックのようなものです
建築基準法は健康診断
健康診断で何か見つかり
再検査できればよいですが
その基準があまりに低いため
それもない
見た目は同じように見えても
中身の丈夫さは
全く違うのです
アンカーボルトを見ることなく
家に住む方もおられるのでは
ないでしょうか?
建ててしまえば見えない存在ですが
まさに「縁の下の力持ち」
ただ取り付けるのではなく
「なぜそこに必要か」を
根拠をもって説明できることこそが
安心できる家創り
感覚や慣習ではなく
数値に裏付けされた判断で
命と財産を守りましょう
そしてそれがこれからの
住まいづくりの当たり前に
なってほしいと願っています
それではまた次回(^^)
続きを読むには会員登録が必要です。