こんばんは
いよいよ今週末の16日(日)は3月に見学会
を行う二番手、「佳月の家」の完成見学会です。
雨続きで外構ギリギリかもですが現場頑張ってます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「佳月の家(かげつのいえ)」
完成見学会in横浜市金沢区釜利谷西
開催日時:3月16(日)AM9:00~17:00
開催場所:横浜市金沢区釜利谷西
(詳しくは申込時に)
詳細やお申し込みはコチラからどうぞ↓
(午後はまだ空きがございます)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
延床34.7坪の「佳月(かげつ)の家」は外構には
風情のあるチャート石や下草、洗い出しのアプ
ローチを取り入れ、高低差や奥行きを感じられる
計画としています。ブラックの外壁に下草や雑木
庭の鮮やかな緑が映え、瑞々しい潤いのある空間
となり、日常が豊かになります。
玄関前には屋根付きの車寄せとして濡れずに大き
な荷物も出し入れできるしつらえとしました。
また、家族が集うリビングは木製サッシの大開口
と吹き抜け窓からの陽の光が降り注ぐ、冬でも暖
かな場所に。将来的にはペレットストーブも設置
予定で火を見ながらゆっくりと過ごす場所に。
在宅勤務も多いご家族のため、キッチン横の畳
コーナーや寝室の一角に作業スペースをつくり、
それぞれが作業に集中できるようフロアを分け
て配置しました。
一段下がったキッチンにはカウンタ兼調理スペース
となる大きなL型ダイニングテーブルが鎮座し、
スタディーコーナーにもなるマルチスペースも
見所の一つです。裏家事導線で回遊性のある間取り
もストレスフリーを実現しています。
家づくりのこだわりの一つが「図書館のような家」
2階ホールと図書コーナーには本棚を設け、ふんだ
んに収納できるようにした、本好きなご家族の想
いが詰まった場所を設けました。
1階床には国産の栗材を採用。
適度な硬さと足ざわりの良さが特徴で落ちついた
雰囲気を醸し出しています。
室内はこんな感じに
是非見どころ満載の住まいを五感で触れてください。
さて、二週にわたって完成見学会を開催
した「KINARI:HUT」は50組120名を超える
皆様にご来場いただき無事に終了しました。
また全国の工務店さんや設計事務所の
同業者の皆さんも合わせると80名を超える
方々にプロの目線で視察して頂きました。
200名上の方から頂くご意見や感想は
本当に有難い限り。トライアルなところ
もある住まいですが、南北の敷地を生かした
プランと質感豊かな素材や細かなしつらえ
は好評も頂けて安堵しています。
スタッフの自宅でもあるので、今後も
様々なテーマで現地イベントを企画して
行く予定ですのでまだお越し頂けてない
方は是非イベントをチェックして下さい。
さて、昨日は北建も登録してもらっている
「家づくり百貨」のルームツアー動画撮影
を姫路のクオホーム本田さんに久しぶりに
お願いしました。
そこに便乗して各地の有名工務店の代表
さん達が、賑やかしに来てくれて、ワイ
ガヤ状態でルームツアー撮影をしてました。
彼らのメルマガを読んでいるファンも多い
と思います。
動画には施主でもある浅見自ら説明役として
合いの手役として栃木と群馬からKKB会長で
もあるCOMODO建築工房の飯田さんと群栄美装
の井野さん、隠れキャラとして北建の空調
の指南役でもある岐阜の鳳建設の森さんら
にお手伝い頂きました。
せっかくならと、撮影の陰で雨降る中、私と
働き方討論会をしていた兵庫のシー・エッチ
建築工房の浪江さんと静岡の加藤住宅の加藤
さんも加わり、家百の「裏動画」として一本
面白いのも本田さんが撮っていたので諸々、
家百のYOUTUBEのUPをお楽しみに。
納まりについてオジサンたちの論議中
勿論、別撮りで完成写真や公式YOUTUBE用に
も撮影を終えましたので、WEBのUPも
されたらぜひご覧ください。
でもやはりこの家は来て見て体感して伝わること
も多い住まいですので家づくりや土地探しにご興
味ある方は今後もお問い合わせを頂ければ、個別
エスコートも可能ですので是非。
さて、前置きが長くなりましたが今回は
「ロフト冷房エアコン一台でうまく効くのか?」
というお話を少々。こちらの家でも8畳用の
壁掛けエアコン一台で家全体を冷やす計画です。
北建でも多く手掛けるロフトに冷房専用壁掛け
エアコンをつけて冷気をドライアイスのように
流れ落として一階までうまく冷やすことが
できるのか?
これについてはまず、湿度や結露など含め
た温熱の勉強をしっかりとしたうえで、
プランニングも両立しないといけません。
北建も「新住協」などの団体に加えて
今回も見に来てくれた温熱の変態でもある(苦笑)
鳳建設の森さんに北建スタッフたちも享受頂きな
がら日々切磋琢磨しています。
今回の動画撮影時にも、室内随所の風の動きや
温度などを計測してもらいながらうまく稼働
するか、どこをアレンジしたらもっと良くなった
かなど工務店仲間と共に勉強もしておりました。
ワンルームタイプとしても、寝室や子供室、
リモートワーク室など、一台のエアコンの
吹き出した冷気をムラなく回しつつ、
家族の多くが居る一階のLDKも「良い感じ」
にするのはそう簡単な話ではありません。
とにかくロフト冷房で大事なポイントは
「エアコンへ入れる空気の道や流れ」
です。吹く方向や通路も勿論不可欠ですが
どこの空気を効果的に戻すか、また外気を
どこから取り込み混ぜるかという仕組み
を成立させなければいけません。
出来る限り仕掛けを減らしてシステマチック
にせず、シンプルに、そしてメンテも楽な
ものでなければいけない。
今回はその点でもいくつか良いヒントも。
実は上手く動かないんじゃないかと想定
したところが、結果オーライだったとか。
これまでの経験での肌感でセオリーは
分かるもやはり大事なのは、現物で各所の
空気の流れを実測することが当り前ですが
理屈よりも何より事実がわかるということ。
それをフィードバックして、日々レベルを
上げていくしかないんですよね。
高性能を担保すべきはその通り。でも、
決してマニアックになりすぎてはいけない
と考えていますし、造り手として良いシス
テムを提供すればどの家も快適なのかと
言われるとそうでもない。
人の暑がり寒がりもそれぞれだから。
暮らす人、使う家族が、設備にお任せ
ではなく、自分の家の癖や個性を理解して
うまく使いこなすというアナログな感覚も
不可欠なものではないかと。
そんな頼りない感じで家を造っているのか
と問われるとお恥ずかしい限りです。
ただ、多くの建築関係者も安定した
踊り場を探しながら日々アレンジして
進んでいるのも事実。不安がらせたらお詫び
しますが、日々インプットしながら少しでも
良いスタイルを探る努力をしている造り手なら
誠実に向き合ってくれると思いますので、
是非どのような環境で、何を模索しているかな
どヒヤリングしてみても良いかと思います。
具体的なアドバイスではなくて
申し訳ありません(汗)
造り手はこんな感じで切磋琢磨しつつ
過ごしているのを垣間見て頂けたら
何よりです。ぜひ動画もご覧くださいね。
ではでは。
PS:夜の鳳建設の森さんのオンステージを
YOUTUBEで流したくて仕方がない私です(笑)
続きを読むには会員登録が必要です。