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株式会社プレゼントデザイン

人口増加時代と減少時代に違い

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

実は先日、ドラマ 下町ロケットの
モデルともいわれる、
北海道の植松電機の社長の講演会に
行ってきました。

とても、お話が上手な方で、
特に、子供たちに向けて、
お話しているのが印象的でした。

そんな、植松さんのお話の一部を
ご紹介します。

上記資料のグラフは政府がつくったもので、
人口のピークは2008年であり、
現在は下降局面に来ていることがわかります。

2008年より以前に生まれて生きてきた私たちと、
これからを生きる人達は違うあゆみをしなければ
ならないというお話ですが、

つまり、人口増加時代は、
物は作れば作るほど、売れるわけですから、
成功した人の真似をすれば、
誰でも儲けることができる時代でした。

そんな時代の教育は、会社の言うことを聞く
人間を育てることが目的だった。

だから、変わった人間は排除され、
真面目に働く人間が優秀とされた。

ですが、人口減少時代は、
物があまっているわけで、仕事もない時代です。

ということで、人の真似(人口増加時代の手法の真似)を
しても、成功はしない。

加えて、AIやロボットの進化により、
真面目に働く人間の価値は下がってしまった。

今からは、仕事をつくることができる人間、
0から1を生み出す人間を育てないといけない。

でも、日本では偏差値を重視し、
子供の興味があることへの時間を奪い、
勉強させて、ロボットとAIへの勝ち目のない勝負を
子供にさせている。

というお話。

子供を持つ親として、
なかなか、考えさせられるお話でした。

子育て論になってしまうと、
また、家づくりから離れてしまうので、
今回は住宅業界に置き換えてみます。

人口増加時代のビジネスと、
減少時代のビジネスは違います。

そして、過去にも書きましたが、
ハウスメーカーや建売会社は
「数」をつくることを目的で、
ビジネスを展開しています。

2025年の人口ピラミッドは以下
https://m.pleasant-design.com/l/m/lPDd0XMxv9X1Tt

私の世代である51歳(団塊ジュニア)が多く、
しぼんでいきます。

家を所有する意欲が高いのは30歳から50歳くらいです。

これが2050年になると、
https://m.pleasant-design.com/l/m/p4GqnhriLlWv7O

どんどん、家を建てる世代が減少していきます。

今から、少子化対策をしても、
今後50年は変わりません。

つまり、たくさん家を建てて売るビジネスは、
完全に、終わりが見えています。

大手ハウスメーカーが安心はもう過去の言葉ですし、
性能が悪くても、安い家が欲しいというのも、
資産価値が低く、光熱費が高い家を持つという
破綻へ向かう論理となります。

ちなみに、最初のグラフでは、
2100年には日本の人口は江戸時代と同規模になる予測です。
その数3,600万人。

個人的には江戸時代が一番エコで、文化的だったと思うので、
良いことなのかも、、、
しれませんね。

それでは、また次回。

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