こんばんは!
アティックワークスの北川です。
今日は家づくり百貨の
お昼のインスタライブに
出演させていただきました。
↓ ↓ ↓
https://my159p.com/l/m/IHSwueW2fcdnt2
そこで話した内容を。
都市部では、都市部じゃない地域より
防火の規制が厳しくなっています。
家百のyoutubeのルームツアーを見ると
多くの工務店さん達が普通にやっている
木の家づくりが都市部では簡単に出来ない
場合もあります。
都市部では敷地も狭く、
3階建てにしなくてはいけないケースも
あるかと思います。
3階建ては平屋、2階建てと大きく
法律が違ってきます。
防火関係がさらに厳しくなります。
内部で木部が見せれなくなります。
柱や梁が見えているのはNG。
昔ながらの和室は柱が見えています。
これもアウトです。
基本的に木部は石膏ボードで覆え。
そういう法律です。
ただし、燃え代設計というものがあり、
柱、梁をぶ厚くすると見せることも出来ます。
階段も木でオープンな作りはアウトです。
これもぶ厚くするとOKで弊社は以前
これで階段をオープンな作りにしました。
↓ ↓ ↓
https://my159p.com/l/m/QgZniajoqNu37O
これが3階建てにかかるザっとした
法律で準耐火構造としなければ
なりません。
外部も付加断熱の厚みが決まっていたり
木外装にするものかなり限定的な
方法でしか施工出来ます。
2階建てでも条例で
準耐火構造にしなければいけない
地域があるので都市部の人は
ご注意です。
そして、都市部では多い
準防火地域という場所。
大阪では、大阪の中心部から
南北に向かってほとんどの市が
この準防火地域となっています。
大阪でも中心から外れた
少し田舎っぽいところは
準防火地域ではありませんが、
都市部はこの準防火地域が
多いかと思います。
3階建てとこの準防火地域に
建てる場合は窓に制限がかかります。
窓に網が入っているのを
見た事ありませんか?
あれが網入りガラスと言います。
上記に該当する建物は1階であれば
隣の境界線から3mの位置にある窓、
道路の中心線から3mの位置にある窓。
2階建て以上は
隣の境界線から5mの位置にある窓、
道路の中心線から5mの位置にある窓は
防火用の窓にしなくてはいけません。
網の入ったガラスのタイプや
シャッターで防火としているタイプ、
透明窓でも耐熱ガラスといったものを
採用しなくてはいけません。
普通の窓よりはコストアップです。
また、窓の性能が上がっている昨今ですが、
トリプルガラスの防火窓は
サイズも種類もかなり少なめな上に
高いという問題があります、、、
ちなみに佐藤の窓の防火が出来ているので
逆に佐藤の窓は都市部でも使えるように
なりました。
他には軒天と言われる
屋根の裏側にも規制があるので
簡単に木を使えなかったりします。
都市部で内部も外部も木を見せて
いこうと考えると
その場所でそれが可能なのかは
先にチェックしておいた方がいいかも
しれませんね。
準防火地域についてまとめました。
よろしければ!
↓ ↓ ↓
https://my159p.com/l/m/FJHBkhyz2felDA
それでは今から
学校の卒業パーティーへ行って来ます。
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