今日も一日お疲れ様です！
COMODO建築工房の飯田です。
くの字の平屋
https://www.comodo-arc.jp/works/24/
敷地は真四角。
元々畑で何もない土地。
ちょっと高台になっているから視線の抜け良好。
北面のみ住宅があり、東西南は開放。
駐車場は高低差から西面一択。
家の顔は南面道路のため南面一択。
そんな土地に四角い家を置いてはただ安普請に見えかねない。
それにつまらん笑
当初の設計を今とは逆に折れており、庭を窓が囲む形でした。
プレゼン前日、たまたま紙の図面が裏側から投影され、それを見て一瞬の判断。
「これ逆じゃね？」はい徹夜決定！
内に閉じるよりも外に開放した方が心地よさを感じたのでした。
どっちが正解ではないけれど、結果パノラミックな印象が外観にも効果。
新参者が地域住民に対する姿勢みたいなものが表現できたと思います。
また地域性で言えば、周辺の住宅に多く見られた瓦を乗せることで馴染感を寄与。
土留めのための石の合間から魅せる花々たちも相まって、すっかり地域に馴染んでいる模様。
建築は地域の景色をつくります。
自分だけのものではあるけれど、ほんの少し意識をするだけで、馴染み方は変わるもの。
家格がその家族を表していると言っても過言ではない気がしません？
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