水戸工務店代表の小林弘典です。
最強寒波の影響か、風も強く寒いですね。
日本海側の雪も半端では無いようで、
被害が大きくならないように祈っています。
先日頂いたお問い合わせの返答で、
完成保証について少し説明しました。
そこで、そういえば、完成保証については、
あまり説明していないな、と気が付きました。
という事で、今日は完成保証制度について。
と、その前に、なぜ完成保証制度の話になったのか、
ですが、当社が工事を請け負った際の
支払い条件について、からです。
ここであらかじめに言っておきますが、
私は完成保証制度は意味が無い、と考えています。
なぜ意味が無いのか、興味ある方は以下も読んで頂ければ。
建築工事は、大きな金額になることが多い。
しかも、工事がそれなりに長い期間になりますので、
支払いは分割払いが一般的です。
支払条件は会社によってさまざまですが、
一般的には3回払いか4回払いが多いと思います。
その分割払いのタイミングによっては、
先払いしてしまっている状態もあります。
例えばよくあるパターンとして、
契約金が10%
着工金が30%(基礎や杭工事)
上棟金が30%(基礎の上の構造体を組んだ時)
完成引き渡し時が最終金として30%
と言うのが挙げられます。
ですが、よく考えると構造体を組み上げた上棟時って、
まだまだ、工事の初めのほうです。
工期が5カ月かかる家なら、
工事が始まって1カ月半、と言うところ。
工事割合でいえば3割完了の時点で、
請負金額の7割を支払っている計算になります。
大きな金額なので、心配になりますよね。
この時点でもし会社が潰れてしまったら、、、
そんな心配がすこしでも安心出来るように
完成保証制度があるのです。
つまり完成保証制度、とは、
住宅の建設中に施工業者の倒産などで
工事が継続できなくなった場合に、
発注者が住宅を完成できるように
補助する制度、という事です。
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