今日も一日お疲れ様です!
COMODO建築工房の飯田です。
前回は危うく迷走するところでした…
今まで豊かさの定義なんて考えたことなかったですし、判断基準は無意識で感覚ですから。
あえて言葉で表現するってなかなか難しい作業です。
さて「豊かさの定義」。
僕なりの考えですから決して正解はないし、こんなの価値観以外何ものでもない。
僕としてはまず「外とのつながり」かなと。
家はシェルターと申しますけれども、外とのつながりを求めるとは矛盾。
鳥の巣は外部環境など求めず、いかに外敵から身を守るか。
人間だけが外部環境を取り込もうと…なんとも贅沢な動物だこと笑
それなのに本能で心地よさを知っているのですから、人間は不思議です。
そう、その本能に訴えかける心地よさが豊かさかなって。
風が吹いているのを感じたり、鳥のさえずりに耳を澄ませたり、新緑の力強さに勇気をもらったり。
これらを「良き」と感じる感性がまず大事になりますが、そこは一般論として。
無意識に感じる心地よさが豊かさの定義にしてもいいですか?
どんなに耐震性を上げても断熱性能を上げても、無意識には感じませんよね。
でも初夏の風って気持ちよかったり、雨上がりの香りだったり、ふぁってなる。
これはやはり外部から豊かさはやってくるのだなって感じます。
では建築にできることは?
次回に続かせます。
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