いつもありがとうございます。
菊池組・キクチです。
今日は、阪神大震災から30年。
「これから新しくつくる家は地震で壊れない強い家にしたい。」
震災のあと、皆が思ったでしょう。
阪神大震災を受けた後の建築基準法改正で、
現行法と同じ基準まで耐震基準(最低基準)が上がりました。
いわゆる2000年基準です。
2016年の熊本地震で激震地であった益城町中心部の全棟調査によると、
2000年6月以降に建てられた住宅のうち、無被害の住宅は61.4%で
(全壊と倒壊はあわせて5%ほど)
そのうち耐震等級3の建物に限ると、無被害は87.5%で
倒壊・全壊はもちろんの事、中破も0棟。
地震保険の対象にもならない一部損壊が12.5%という割合だったようです。
「地震で壊れない強い家にしたい」
「当然、地震に強いだろう」
そういう思いを持ってつくられたであろう2001年以降の住宅でも、
大地震が起きれば多くの割合が被害を受けている。
最低基準はあくまでも住む人の命を守る最低基準であり、
大地震の後も建物自体を安心して使い続けるためにも
新しく建てる際には耐震等級3を目指して頂きたいと思います。
(多雪区域の場合でも、積雪を考慮しない状態での耐震等級3は目指してほしい)
◯◯工法だから地震に強い、だとか
◯◯という制震部材を使っているから安心
などという事はありませんからね。
地震に強いと言っておきながら内観写真や外観写真を見ただけで
ヤバイ構造、なんていうのは本当によくあります。
大手の鉄骨の建物や
木造だとSE工法のような大空間が得意な工法もありますが、
そういう工法でなければありえないような無柱の大空間、
その位置に吹き抜けで、架構がどうなってんの、という間取りなど。
特に多雪区域では、「どうせ耐震等級なんて取りにくいから」と、
簡易な壁量計算しかしていないと、まあまあ危うい構造でも通ってしまいます。
これから建てる人はできる限り、構造計算(許容応力度計算など)で、安全を確かめましょう。
さて、そんな本日は
フジテレビの社長による記者会見が開かれたようですね。
最近は特にテレビは観ないですし、
青森県にはフジテレビ系の放送局が無いですからね。
人気のドラマは土曜日の昼から別な局で放送していたし、
「笑っていいとも」も夕方5時からだったんですよ。
ですので、小学生の頃は「お昼休みはウキウキウォッチング」っていう歌の意味がわからなかったものです。
そんな「笑っていいとも」はもう無いですが、
家づくり中の皆さんに、お昼休みをウキウキウォッチングにしてもらおうと
「家づくり百貨」で、新しいプロジェクトが始まります。
月~金曜日の平日、昼12時~13時まで毎日、
日替わりで3人のつくり手が登場し、
タモリ的な方とトークするというインスタライブ帯番組、
1月20日(月)スタートです!
最初の20分くらいはその中のゲスト1人が司会の方と1対1でトーク。
次の40分くらいは司会の方と3人の方でクロストーク。
そんな構成になっていくようです!
とりあえず、手探りで進めていくので
今後、仕様は変更になるかもしれませんが、
1月、2月はこんな感じでやってみようか、という事のようです!
1月20日、第1回の最初のゲストはわたし、キクチです!
この日の司会のタモリ的な役は、岐阜の凰建設・森島さんが担当してくださるそうです!
ほかのゲストも私が大好きな人ばかりで嬉しいですし、
きっと楽しく家づくりが学べるトークになるでしょう。
当日は遠く離れた現場に行く事が決まっているので、
事務所や自宅からでなくて現場の中か、
または車内、あるいは現場近くのレンタルスペースからの
出演になる予定です。
電波、回線の状況によりお聴き苦しい所もあろうかと思いますが、
何卒、ラーメンの絵文字を送信するなど応援願います。
インスタライブ中も質問をお受けするようですので
質問がある方はお気軽に宜しくお願い致します!
事前に質問がある場合はここで受けてもいいのかな?
私も初めてなのでわかりませんが、もし、そういう仕組みではなくて
当日答えられなければこのメルマガでお答えするので、
↓質問があれば、このメルマガ質問フォームに送っておいてください!↓
https://kikuchigumi-mutsu.com/l/m/0JxYk2xEZYBRO7
ではでは。
追伸 青森県のサザエさんは土曜日の夕方から放送なので、
サザエさんを観て「もう休みが終わりだ」とブルーになる事はなく、
むしろ「明日は休みだ!」と明るい気持ちになっていました。
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