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株式会社 菊池組

工務店大倒産時代

いつもありがとうございます。
菊池組・菊池です。

おととしから住宅会社の倒産件数がすごく、
SNSでも建築途中に住宅会社が倒産したという話を目にしていましたが
今年はさらに増えているようです。

「工務店大倒産時代」と言っている方もいますね。

自分が建てている最中に潰れてほしくない、という理由で
大手ハウスメーカーを選ぶのは決して間違ってはいないと思います。

でも、

建てた後のメンテナンスで困らないように潰れてほしくない、
という事なのであれば、

建てた後でその会社が潰れてしまっても
実は問題が少ないという場合は多いです。

なぜかというと、一般的な無償で直して貰える瑕疵保険の対象工事の場合、
建てた会社が倒産しても保険でほぼ無償で直してもらえるから。
瑕疵保険の対象になる不具合以外の場合でも、
一般的なつくり方の場合は別の工務店でも改修、リフォーム、増築が可能です。

もちろん、建てた会社なら無償で対応してもらえたはずの不具合が
他社で直してもらうと有償になるという事はありえますね。

一般工法でなく、大臣の型式適合認定を受けたつくり方の場合、
認定をうけたメーカーでなければ構造に大きく関わる改修が難しい場合があります。
(型式適合認定を受けている住宅工法は、プレハブ住宅と呼ばれるメーカーのものがほとんどですが、大手ハウスメーカーでも木造軸組工法や木造枠組工法のような一般工法の住宅もあります)

大手は倒産する可能性は地元工務店に比べたらとても低いですが、
いつまでも永遠に存在するかというと、話は違ってきます。

カネボウ、東芝、ヤクルト、SUZUKI、野村不動産

これらの大手企業が、昔は注文住宅事業を展開していたのはご存知でしょうか。
それぞれ、
カネボウハウジング、東芝住宅産業、ヤクルトハウジング、スズキハウス、野村ホームというブランド名だったようです。

そのように、大きな会社が事業ごとやめてしまうケースや倒産する可能性は
ごくごく少ないかと思いますが、
財閥系の大手HMでも、その町に支店が無くなるというのは、
今後どんどん増えていくと思います。

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