こんばんは。
HAND-WORK HOUSE
田村建設の田村です。
このお休みは
子供のバスケクリニックの
付き添いにいってきました。
会場は大和町にある
白竜ホールという体育館でした。
このホール、膜構造で屋根は布一枚。
その向こうは空というつくり。
おおきな1本のアーチで屋根を支える
ダイナミックな構造とあいまって
広がりのある素敵な空間でした。
↓こんな感じです
https://hand-workhouse.com/l/m/m79qCQ2LximmyN
https://hand-workhouse.com/l/m/5cQRokEuoVxn1k
空間は素晴らしいのですが、
やはり寒い。。。
動いている子供たちはいいのですが、
見ている親たちは足元の冷えに
参ってしまいました。
それでもここは体育館。
地方で予算も限られているでしょうし、
膜構造で予算を押さえながら
柱のない大空間を実現し、
これだけ素敵な建築を維持していることは
素晴らしいですね。
もちろん住宅ではそうはいきません。
建築的な魅力も、温熱的な性能も、
どちらもが共存していないと
魅力ある快適な暮らしは生まれません。
最近伺ったお客さんのところでも、
家の中がどこでも暖かいことが
一番楽に感じますと言われました。
改修の現場ではなお顕著で、
どんな工夫を凝らしたデザインよりも
暖かいのが一番感謝されます。
これはこれでよいことなのですが、
設計者として少々さみしいですね(笑)
どちらにしても
これからの建物は、
建工の面からも、
省エネの面からも、
未来へのストックの面からも
きちんとした温熱的な性能を
持つことが必須です。
僕も以前は、
温熱を進めていくと
設計の自由がなくなり、
魅力ある建築がつくれなくなる!
と生意気なことを考えていましたが、
温熱を進められている
諸先輩方の作品をみせていただき
ぐうの音も出なくなりました。
近年では伊礼さんや堀部さんら
住宅建築家の方々も
温熱性能を当たり前に取り組みながら、
魅力ある住宅をつくっておられます。
もう温熱性能は
当たり前のスペックです。
建築的な魅力と温熱性能を
分けて捉えていましたが、
これは間違いですね。
温熱性能は建築的な魅力を
かたちづくる要素のひとつ。
が正解ですね。
もっともっと
建築的な魅力のある
住まいを、暮らしを
考えていきたいですね。
それでは楽しい家づくりを!!
続きを読むには会員登録が必要です。