こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
今日は少し落ち着いて、
事務所にいます。
とはいえ、明日は大阪なので、
やることしっかりやろうと思います。
今日は寒いですね。
広島でも昨晩は雪が舞いました。
つい、先日は暑いと思っていたのに、
本当に中間期が亡くなってきている感じです。
温暖化なのに、どうして寒いの!!
と思ってしまいますが、
何度か、書いていますが、
温暖化は暑さ、寒さが顕著になるという側面もあります。
現状で、夏向きの家、冬向きの家、
どちらをつくるべきなのかということを
考えたりします。
冷暖房度日という考えがあります。
外気温が5℃で、室内を22℃にしたい場合は、
17℃の熱が必要です。
昨日の気温で見てみると。
外気温 目標室温に対する必要な熱
1時 5.5 16.5
2時 5.0 17.0
3時 4.8 17.2
4時 4.8 17.2
5時 4.8 17.2
6時 4.9 17.1
7時 4.8 17.2
8時 5.1 16.9
9時 5.5 16.5
10時 6.2 15.8
11時 6.9 15.1
12時 7.7 14.3
13時 8.6 13.4
14時 8.9 13.1
15時 9.4 12.6
16時 9.7 12.3
17時 9.2 12.8
18時 8.8 13.2
19時 8.4 13.6
20時 8.1 13.9
21時 7.9 14.1
22時 8.1 13.9
23時 7.3 14.7
24時 6.8 15.2
ということで、昨日22℃に保つために
必要な熱は360.8℃となります。
ちなみに、2024年広島が一番暑かったのは、
8月16日で、26℃にしようと思うと、
外気温 目標室温に対する必要な熱
1時 28.6 -2.6
2時 28.1 -2.1
3時 28.1 -2.1
4時 27.7 -1.7
5時 27.6 -1.6
6時 27.3 -1.3
7時 27.6 -1.6
8時 28.5 -2.5
9時 30.7 -4.7
10時 32.0 -6.0
11時 34.1 -8.1
12時 34.7 -8.7
13時 36.1 -10.1
14時 35.6 -9.6
15時 38.4 -12.4
16時 34.5 -8.5
17時 33.6 -7.6
18時 33.4 -7.4
19時 33.2 -7.2
20時 32.8 -6.8
21時 31.8 -5.8
22時 31.2 -5.2
23時 30.3 -4.3
24時 29.6 -3.6
この日に必要な熱は
-131.5℃ということで、
圧倒的に、真冬の方が熱は必要になります。
※便宜的に必要な熱はプラスもマイナスも、
同じ消費エネルギーが必要と考えてます。
これだけ、温暖化といっても、
冬をしっかり対策しないと、
エネルギーをたくさん使い、
寒くて、光熱費の高い家になります。
ただ、最近の夏の問題点。
やたら長い。
以前までは、暖房をする期間として、
11月後半から、3月中旬くらいの、
4か月くらいのイメージでした。
そして、夏が7月から9月中旬の2か月半。
しかし、2024年は6月に最高気温28.4℃、
10月でさえ、25.4℃の夏日を観測しています。
ほぼ、暖房と冷房の期間が同じになってしまいました。
温度差は冬のほうが大きいのですが、
長い夏を乗り切ることも大切な時代といえます。
ところで、断熱は冬だけに意味があるのではありません。
昔の茅葺屋根があるように、
屋根断熱は、
そとの直達日射を室内に入れない役割もありますし、
冬の暖房を逃がさない役割もあります。
屋根の断熱をしっかりと行い、
日射遮蔽を考えることが、
夏も冬も快適に暮らせる住まいの近道になります。
すみません、、、
昨日との振れ幅が大きい内容になってしまいました。
m(__)m
それでは、また次回。
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