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COMODOの特徴とこだわり.開口.2

今日も一日お疲れ様です!
COMODO建築工房の飯田です。

我々設計者は個性と申しましょうか、マイルールがあるように思います。
もちろん型を破ることもありますが、クセがあるかなと。
設計者なりの「らしさ」は開口部に宿るかも。

例えば僕なら天井目一杯にせず、なんなら1,600など低いことも。
そして開口は比較的絞り気味。
開けたいところは開けるけれど、特段の理由がない限りコンパクトに収めます。

また木製建具を絶対に使用すること。
とある住まい手さんに言われたことで気付いたのですが、うちのアイデンティティなんですって。
この木製建具は手間も技量もかかる。

手間といえばカッコはいいけれど、とりあえずめんどくさい笑
開口周りの図面だけでも何十枚に及ぶし、気密を確保するのにギミック必要だし
反りなどのリスクも加味せねばなりません。

基本的にスッキリ納めるのが好みですから大工さん的には不満なご様子。
「あれだけ手間かけたのに仕上がったら見えねぇーんだもん!」
見せないための手間がどれだけかかっているのか…僕は知っているから安心して!

おかげで木製建具の納まりレパートリーが豊富。
一冊の本にできるくらい。
寸法に制限がないから遊べるんです。

薄く見せることもあればあえて野暮ったくとか。
空間に適した開口の存在感を常に意識しています。

そういえば枠なしの窓はあまりやらないかもです。
風景の切り取りにはいいのかもしれませんが、内と外の境界が流石になさすぎかなって。
窓は窓ですから、その区分は明確にしたいかも。

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