今日も一日お疲れ様です!
COMODO建築工房の飯田です。
さて何から書いていいのやら…
でも一番はやはり「温故知新」でしょうか。
古きを知り新しきを知る
僕としては新進気鋭のかっこよさを求めたことは一度もないですし、これからもない。
日本人らしい住まいとは何か?
そればかりを考えているように思います。
出先では必ず武家屋敷などの旧家を探して見て回っていたり、お城なども好き。
だから言って囲炉裏のある生活を求めているわけではない笑
昔の日本人が何もない時代に、どのようにして豊かな生活を目指したのか。
「陰翳礼讃」を読んだ時にそう感じました。
豊かさってなんだろう?
情緒ってなんだろう?
これ日本人特有だと思います。
土地が狭いが故にいかに広く感じさせるかの工夫が随所に見て取れます。
不便さをあえて取り入れるとか。
・利便性では計れない空間性
・内と外の関係性
・陰と陽
・天井高の変化
・間仕切りによって部屋名すら変える
・素材の活用
列挙したらキリないですが。
これがさらに地域性も生まれてくるのですから、日本人は本当に豊かであったのだなと。
それが画一的な住宅ではもったいなくありませんこと?
春夏秋冬の過ごし方で四季を楽しめるし。
手間だけれど楽しむことを日本人は惜しまなかったはず。
それがこんな住宅ばかりに…
全てが正しいわけでは決してありませんけど、学ぶことは多々あるはず。
日本人の五感に訴えかける居住性とは何か。
それからデザインにつなげているように感じます。
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