こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
今日はファーストプレゼンが
午前中にありましたが、
午後は打ち合わせもなく、
ブログを書いていました。
明日は息子とデイキャンプに行ってきますので、
メルマガはお休みさせていただきます。
月に1回は休養日を
取ることにしたので、
ご理解いただければ幸いです。
ということで、
今日は明日の分も含めて、
2つのテーマをお届けします。
まずは現場解説動画です。
昨日、落合南の気密測定でしたので、
その解説動画です。
測定は3回行ったのですが、
この動画は2回目です。
玄関ドアをユダ木工の木製を使っているのですが、
このドアはお引渡し前に
調整するので、
中間時は気密の弱点になります。
動画ではC値が0.4でしたが、
3回目で玄関ドアを目張りして、
0.3になりました。
プレゼントデザインでは気密性能を
0.5以下にしていますので、
優秀な成績です。
でも、最近、
お客様から
「C値0.1くらい目標で」
なんてご要望をいただいたりします。
困ったものです。苦笑。
これはトップランナーの
工務店たちが一生懸命、
気密競争している悪影響だと思います。
気密性能が悪いことの
デメリットは
隙間風による冷暖房負荷の増大と、
計画どおりの換気ができないことにあります。
過去、超マニアックなブログで、
解説しています。
マニアックすぎて、
理解できない人のほうが多いと思いますが、
このブログで言いたいことは、
広島のような温暖地での
冷暖房負荷を考慮すれば、
C値は1.0以下で十分です。
プレゼントデザインで0.5以下としているのは、
換気が計画どおりに行うために設定しています。
C値0.5以下になってくると
いろいろと注意しなければならないことが
増えてきます。
第一に第三種換気で使われる、
パイプファンでは貧弱すぎて、
空気が動きにくくなります。
できる限り、給気も排気も
機械でおこなう第一種換気が望ましいです。
第二にレンジフードを回すと、
C値0.1の性能であれば、
ガラスが震えたり、
給気が足りなくなります。
同時給排気型レンジフードであっても、
給気量が劣るので、
給気不足となります。
給排気量を調整できる24時間換気であれば、
その分給気を増やせばいいですが、
第三種換気であれば、
そんな調整できないので、
調理をするとき窓を開けるという
なぜ気密高めたのかわからない
矛盾した生活になります。
気密性能を高めるなら、
それに応じた設備計画が必要になります。
なので、プレゼントデザインでは
0.3であれば、万々歳です。
ちょうどいい。
Ua値を高めて、
日射取得を考えないプランなど、
数値だけを追い求めて、
暮らしにくい住まいになっては
意味がありませんので、
そこはよくよく考えて、選択してください。
長くなってしまったので、
先日メルマガに書いた
ウッドショックが終わるまで、
家づくりを待つべきかを
ブログにまとめましたので、
明日にでも
読んでみてください。
それでは、また次回。
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