木の表と裏には要注意。

こんばんは！マルトの澤田です。 先日のメルマガを読んで下さった方から嬉しいお返事。 私とは真逆の裏好きの方でした タイガーマスク ＜ 小林邦昭 という事は アムロ ＜ シャアウルトラマン ＜ ゼットン の方でしょうな 本業のお返事や質問も嬉しいのですが、趣味ネタで返事いただけるのもめちゃくちゃ嬉しいです。 なので、皆さまのお返事お待ちしてまーす 今日は、昨日の表裏つながりで木の表と裏の話 1本の丸太の断面（輪切り）を想像して頂きまして、その中で板を取るとします。 中心側の面が木裏（きうら）外側の面が木表（きおもて）と言います。 https://my59p.net/l/m/aKFY18yGYLGxV3※、ちょっとお写真拝借しました 一般的に言うと、住宅で使われる木で皆さんの目に見えるものは、ほぼほぼ木表側が使われていると思ってもらって良いかと思います 木裏は木目がはがれやすいんですね。あと、ささくれが出やすいので、室内だとひっかかる可能性があります。 また、木表に比べると節が出やすい。 そんな事から木表しか使いません。 たまに聞くのがウッドデッキなんかは木裏を使うなんて事を聞きます 木表だと反り方が凹になるので水が溜まるからだそうです。木裏だと凸になり水が溜まないので気が腐りにくいという理由からですが、 ただでさえささくれやすいとかモクメがはがれやすいのに、そこに雨があたって乾いてを繰り返す訳ですから、もっとひどくなるんじゃないかと思います。 よって、弊社では、内外問わず、木裏を使う事はまずありません。 今現在使っているのがハギ板で使用する時だけですね https://my59p.net/l/m/lcL4vsIp71dQyU ※これも写真を拝借 先ほどの写真を見て頂けば想像できるかと思うのですが、木表ばかりで並べてしまうと延々と反り続ける事になります。 そのウチ丸い筒になるんじゃないでしょうか ちょっとオーバーやな 木表だけでつなげると、一方向にしか反りませんので、カウンターなどに使うとあとあと反りが色々悪さする事になるので、表裏を交互にする事で、出来るだけ反りが少なくなるように工夫している訳です。 板って字をよく見て下さい ”木が反る”と書いて板なんですよね 木は反るんですよ（苦笑） ただ、反り方やデメリットを理解していれば、木を使う事は難しくないですし住む方にとって快適を与え続けてくれるとても優れた建築材なんですよ ではでは

木の表と裏には要注意。

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