こんばんは!
マルトの澤田です。
お伝えしたました通り、可・水と
出張しておりました。
今回は北海道の工務店視察です。
4工務店、7物件と内容モリモリの
現場視察になりました。
同じ木造住宅を手掛ける工務店仲間
ばかりですので、やはり北海道の木
を採用するお会社さんばかり。
道産の木材というと私が知ってる
のは、カラマツ、ナラ、カバ、
スギ(道南)といった所ですが
カツラ、セン、ニレと私達が普段
あまり使わない材も積極的に使われて
いたのが印象的でした
とはいえ、、、
やはり極寒の北海道ですから、断熱気密の
性能や冷暖房方式は、どうしても気に
なります。
今回面白かったのは、どの工務店も独自の
冷暖房方式を考え、微妙に他社とは違う
やり方でやっているという所です。
断熱とか気密は説明する必要が無い
ぐらいの超高断熱高気密ですから、
どのお会社さんも、UA値で0.2台、
C値も0.2以下という感じで、もう
これはやって当たり前のレベルで
皆さん離されます。
本州から来た私を含む工務店仲間達は
もちろん当たり前ではないですし、
知ってたけど、断熱材の厚みを聞いて
やっぱり笑いが止まりません
壁300mm、屋根700mmなんてツワモノ
会社もありました(苦笑)
ここまでにしておかないと、寒い冬を
乗り切れないという事ですね。
お聞きした所、省エネ基準(札幌は
2地域でUA値0.46)に適合するレベル
程度だと冬の1か月の光熱費は5万円
を超えるそうで、最低でも、この程度
の性能はいるそうです。
UA値0.2台までもってきて、約2万ほど
だそうです。
この2万もなかなかな価格ですが、
半分以下の光熱費で、年間9か月暖房
する北海道で、月3万の削減は年間で
27万、10年で270万ですから、少々高く
なったとしても性能を上げるのは、
家作りにおいて、とても重要なポイント
になりますね。
さすがにこれだけの性能を持たせると
エアコン1台でも暖められるようになり
ますが、先ほども言いましたが、各社
様々でした。
エアコン1台にダクト送風で冷暖を
クリアするお会社
エアコンと温水管を使い、更に日射
取得を有効利用する会社
エアコンと温水パネルでやる会社
薪ストーブを同じく送風機を使って
循環させる仕組みでする会社
まぁ、本当にこれだけ色んな仕組みで
考えるなと思うぐらいたくさんの
やり方と面白い仕組みで考えて
おられます。
どのやり方も、「なるほどー」と感心
させられるやり方でした。
北海道のやりかたを温暖地でそのまま
はちょっと?な部分も残りますが、
それでも、これは使えそうと思える
部分がたくさんあって、性能アップ
もそうですが、施工の簡素化なんか
も図れそうです。
施工方法やコストなど、採用するに
しても色んな検討が必要になって
くるので、簡単に出来る訳ではない
のですが、今後の弊社の取り組みに
活かしていきたいと感じた、北海道
の視察となりました
ではでは
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