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株式会社 菊池組

平屋はどうか。

いつもありがとうございます。
菊池組・キクチです

1ヶ月前も配信せずに失礼しました。
当初の予定では今日は、拙宅「青森むつパッシブハウス」夏の見学会を開催する予定でした。
1ヶ月前のメルマガではその中止のお知らせでした。

中止させて頂いた理由は、平屋+2台分ガレージの住宅の引渡し予定が近いほか、
他の現場の対応などで時間がつくれそうになかったため。
見学会を企画した時は大丈夫かと思ったものの、1ヶ月前になってみて、時間がどうしてもつくれそうにない事が確定したから。

実際今日を迎えてみて、、

朝5時に、今日から家族旅行に出発する私以外の家族を送り出し、
昨晩車に積んで帰ってきたゴミなどを涼しいうちに片付け、
補助金事業の完了報告などの事務仕事、
引渡しや完成写真撮影の準備をし、
これから着工の現場の地鎮祭。
そのあとは補助金完了報告用の現場写真撮影のため、
床下にもぐったり、屋根にのぼったり…。

見学会を中止させて頂いたおかげでこれらの時間をつくる事ができました。
ありがとうございました。

さて、本題ですが、今日は平屋のおはなし。

昨今、全国的に平屋が人気らしく、Youtubeのルームツアー動画なんかでも平屋の再生数の伸び方はすごいそうです。

「平屋は工事費が割高」
「平屋は温熱性能的に不利」
など、色々言われる事が多いですが、
正しくもあり、間違いでもある。

平屋は同じ床面積の総二階と比べて屋根も基礎も2倍。
だから高い…それは正しい。
だけど平屋は各階の階段部分や2階のホールが不要になるので、
必要なスペースを同じくらい確保しようとした時には平屋の方が床面積は小さくできます。

だから例えば、総二階だと33坪必要だとして、
平屋だとそれが30坪で済む場合もある。
床面積あたりの工事費は平屋の方が割高だとしても平屋の方が圧倒的に高い、
とは必ずしもそうはならないかもしれません。

「平屋は温熱性能的に不利」
それはその通りではあります。
外皮面積あたりの平均的な熱の逃げやすさを示すUA値では平屋の方が良い数字になりますが、実際の床面積あたりの必要な暖房のエネルギーは平屋の方が悪くなりやすいのです。
※UA値は必要な暖房エネルギー量とは比例していない!
でも、先述のとおり平屋の方が床面積を小さくしやすいので、
家全体で必要な暖房エネルギー量は平屋の方が圧倒的に大きい、とは必ずしもならないと言えます。

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