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株式会社 マルト

国産材を勧める理由 その1

こんばんは!
マルトの澤田です。

いきなりですけど

 ”新建材”

って言葉をご存知ですか?

その前に建材が何か?
これがわかれば話が早い

建築に使われる材料の事
ですね。

ドア、窓枠、塗り壁材、
床材、下地に使う材料、
断熱材などなど
あらゆる材の総称です

新がつくから、新しい
建築の材料。

つまり、新しい技術や
加工法で開発された
新しい建築材です。

塩化ビニール、プラスチック
などの素材が一番わかりやすい
ですかね

アパートなんかに使われている
一見”木”に見えるドアは
ビニールやポリやオレフィン
を使い、木目を模したシート
にしてそれをドアに貼ってます。

ドア本体もMDFやパーティクル
合板を使います。

これも全て新建材。

MDFは説明しにくいのですが
木の屑(チップ)を繊維質に
まで分解し、樹脂系のボンド
で改めてくっつけて
板にする材料。

パーティクルはさっきのチップ
を更に小さなクズにし、それを
樹脂系のボンドで接着する板。
OSBもこの類です

合板はわかりやすい言葉で言う
と”ベニヤ”とか”コンパネ”
と呼ばれる材料で
木を細ーく桂むきみたいにし
繊維方向を交差させながら
何層にも重ねてボンドで
くっつけた板材です。

「なんでそんな面倒臭い事
 すんねん。
 そのまま使ったらえーやん」

と思う所ですが、

 加工しやすい
 曲がりやソリが無い
 強い強度が得られる
 大量生産で品質も安定

など、売る側(建てる側)
としてはリスクの少ない材料
なんですね

「ドア曲がってきたで」

何てお客様からのクレームを
受けたくないからこういう
材料が開発されました。

あと内装でいうとクロスですね

正式名は塩化ビニールクロス

こちらも汚れたら拭ける(基本
塗り壁は拭けません)、防水、
防カビ、防汚などあらゆる”防”
が付く材料。
張り替えも容易で、価格も塗り壁
に比べると安価。

やっぱり売る側にとっては
クレームが少なくなる材料
なんですね。

断熱材も昔は土

今はガラスだったり、石だったり
ポリにウレタン、古紙など様々な
材を使います。

新建材は今まで使っていた材料
に、不具合や改善した方が良い
所、価格的な事など、何かしら
の問題を無くす為に作られた材料
でありますから、何でもかんでも
悪い物ではありませんが、先の
ドアに代表される通り、

本質を見失っていたり
売る側の理論だったり

で、作られている物が比較的多い
ように感じています。

技術革新は大事ですが、
本質を見失っては意味が
ありません。

という事で、本題に入りたい所
なのですが、長くなりそう、、、

続きはまた明日という事で(苦笑)

ではでは

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