凰建設の森です。
本日は、、
なんとお休みです。
お盆以来の、全くのオフ。
約7年に1度やってくる、
日曜日で奥さんの誕生日。
丸一日、家族のために
時間を使いました。
昨夜、岐阜では花火大会が。
長良川鵜飼屋花火大会
実行委員会、通称あげる会
の皆さん、本当にお疲れ様でした。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/0pHxsTe0zv0iXB
え?岐阜で花火大会?
そんなのあったの?
という方も多いかと。
それもそのはず、
開催は公に知らされない
非公開の花火大会。
え、ますます分からない。
岐阜の花火大会は、
1946年、戦後復興と、
犠牲者の鎮魂のため、
未だ焼け野原の岐阜
長良川湖畔にて、
始まりました。
主催は岐阜の地方紙
地方放送局である、
岐阜新聞・岐阜放送。
1946年に開催された
花火大会は、全国でも
岐阜だけだそうです。
なので、地方の
花火大会なんですけども
名称は今までずっと
「全国花火大会」
歴史や由来は知らずとも
岐阜に住んでいる人なら
7月終わりと8月最初の
2週連続で3万発規模の
花火が上がるイベントを
知らないという人は
いないかと思います。
(1つは中日新聞主催)
ご多聞に漏れず
2020年はコロナの影響で
全国の花火大会は軒並み中止。
1946年から連綿と続いてきた
岐阜の花火大会も、主催者が
早々に中止を発表しました。
そこで、なぜか義憤を感じて
立ち上がってしまった人達が。
災いに遭った人達の鎮魂と
災いの終息、復興を願って
始まった花火大会が、
災いの為に無くなって良いのか。
岐阜の花火大会は、
人を集める大会じゃなくて、
あげる事そのものに意義がある。
スポンサーがやらないなら
俺たちであげるんだ。
人なんか来なくてもいい!
非公開の花火大会をやるから
みんな、お金だしてくれ!
もう、むちゃくちゃ。
いい大人が、完全に学祭のノリ。
しかし、その話を聞いて、
私は本当に心を打たれました。
折りしも、コロナ禍で
全国民に配られた給付金、
ありましたよね。
使い道を探していたところに、
非常勤講師仲間の、
設計事務所さんから、
そのお話が。
あ、自分の給付金は
これに使おうと。
そんなこんなで、岐阜中から
お金をかき集めて、
2020年、岐阜県内では唯一。
全国でも珍しかったであろう
花火大会が開催されました。
まちづくりに必要なのは、
若者・馬鹿者・余所者
と言われたりします。
まともな人が会議室で
町おこしを話し合っても、
何一つ進まないですよと。
自分達の住んでいるまちが
好きで、ちょっと抜けてて
しがらみ関係なく、
動いてしまうような人。
そんな人がいると、
きっと町は良くなっていく。
まちづくりって、
そういうものです。
今年は、凰建設として、
公式に協賛を。
協賛をすると、日程だけを
教えてくれるわけですね。
ちなみに、協賛は100円から。
払う額がいくらであっても
日程を教えてもらえるだけ
というのは同じです。
今年もコロナのせいで、
日程変更が入ったりして
大変だったと思います。
規模だって、2019年までの
花火大会に比べたら、
1/10未満くらいのもの。
普通に車で近くの駐車場に行き
普通に渋滞なく行き帰りができる
くらいの人しかいません。
しかし、この花火は、
「自分達」があげたもの。
花火があがるまでの経緯が
大変だったからこそ、
あがった花火に対する
愛着もひとしお。
花火を見ながら頬を濡らす
人達もいるわけです。
そういうものですよね。
これ、注文住宅も全く同じ。
規模の大小なんかより、
金額の多寡なんかより、
内外装の豪華さなんかより、
住宅の性能なんかより、
自分がお金を出して、
大きなことを成し遂げる。
その事自体に、自分自身の
心が震えるんですよね。
家の完成に至るまでの、
様々な出来事、事件。
それらは全て、
あなただけの物語。
うまく行ったことも、
うまく行かなかったことも
気に入っている所も
気に入らない所もあるでしょう。
それらも全部ひっくるめて
あなたの家を好きでいて
あげて欲しいなと思います。
願わくば、自分の家を
愛するように、自分が
住み暮らす町も
愛してあげてほしいです。
あなたが町を大事に
すればするほど、
町はすくすくと育ち、
あなたの子供たちを
守ってくれるようになる。
町が健全であれば、
あなたが建てた家は
打ち捨てられることなく
町の資産として、
そこに在り続けられます。
家を建てるあなたが、
町を守るのと同時に、
あなたもまた町に
守られる存在。
家づくりは、自分を
町や地域と融和させる事。
ぜひ、家も町も
好きでいてあげてください。
コロナの一刻も早い
終息を心から願っています。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/PvdmCmvWtyrsS4
良い休日になりました。
ありがとうございます。
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