凰建設の森です。
ワクチン接種後24時間経過。
体が火照るなあ、、と
思っていたらエアコンがOFFで
普通に室内が暑かっただけでした。
今のところは大丈夫ですが
引き続き経過観察ですね。
午前中、学校の授業でした。
潜熱という物について理解を。
というコマなのですが、
これはまた分かりにくい。
学校の生徒さんには、とにかく、
身近な例で分かりやすく、
という依頼をいただいております。
学生さんにとって、
身近かどうかは分かりませんが、
いつもビールの結露について
お話をさせていただいてます。
日本の夏は暑いです。
しかし、ヨーロッパの夏も暑い。
最近は40℃超えも当たり前で、
気温で比べると日本より暑い。
しかし、ヨーロッパは日本と違い
湿度が高くありません。
42℃とかの気温であっても、
湿度は15%程度しか無かったり。
42℃15%の気象の夏。
想像できますでしょうか?
42℃15%の世界は、露点温度が
11℃程度になります。
11℃まで空気を冷やさないと、
結露が始まらないんです。
冷蔵庫の庫内温度って、
1℃~9℃くらいです。
設定温度が高めの冷蔵庫だと
出してきたビールが、
あまり結露を起こしません。
日本人の感覚だと、
夏のビールジョッキが
だばだばと結露している
様子こそが「おいしそう」
と感じるのに対し、
あちらの国の人にとっては
必ずしもそうではない。
という事で、
授業の内容の補足の為
世界のビールCM見比べ。
日本だとこんな感じですよね。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/q67hdY0E6oYP1c
結露をしている様子を
どう表現するかは大事な要素。
ビールがおいしそうに見えるため
如何に雫を見せるかに
腐心している様子がわかるかと。
そして海外のやつはこう
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/7SfvUI1nfyAsOY
ビールが結露しているかどうかは
どちらでも良い感じ。
日本の夏は湿度が高いから大変。
もちろんそうなのですが、
結露している飲み物のグラスが
おいしそうに見えるのも、
また日本ならではです。
EUの方がビアガーデンをやっても
結露水で足元がびちょびちょ、
っていう感じにはなりませんから。
外に出ると湿気たっぷりの空気。
家の中はさらさらな空気。
両方楽しめるのが、日本の
高断熱住宅の夏です。
そう考えると、来年の夏が
また楽しみになりません?
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