こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
週明け、月曜日、今日もいい天気です。
午前中からモデルハウス「シーナリーの家」に来ています。
新規でご見学のお客さまのアテンド。
終の棲家、平屋で薪ストーブのある家をお考えのお客さま、モデルハウス「シーナリーの家」をかなり気に入っていただけたようで良かったです。
次は、キーマンを連れて是非とも夜のご見学にいらっしゃりたいということ。
またのお越しをお待ちしております!
さて、
今日のテーマは「会社は学校じゃねぇんだよ」についてです。
一体、何のことかと思われる人、多いと思います・・・(笑)
今、ネットフリックスで、毎日、娘と一緒に1話づつ観ています。
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/i4GM8r8lmjCEbO
ちょっと前のドラマですが。観たことある人、いらっしゃいますかね~。
面白いですよ。
小6の娘にとって学校では教えてくれない社会勉強の一環です。
けど、
50過ぎの経営者である私でも楽しく観れる、実は勉強になるところも多々あるドラマであります。
作品の企画はサイバーエージェント代表取締役社長藤田晋さんで、彼の著書『渋谷ではたらく社長の告白』(幻冬舎文庫)がベースになっています。
この本も、昔、読みましたね~
ドラマの内容をここで書いてはドラマを観るのがつまらなくなりますので控えさせていただきますが、
なんか昔の若い時の熱い思いを呼び覚ましてくれましたね。
面白いので良かったら是非、観てみてください。
自分も「会社は学校じゃねぇんだよ」っていう台詞が言いたくなりますので(笑)
今もよく「熱い」とか、「熱量が凄い」とか言われます(笑)が、昔は、昔で相当でした。
それなりの無謀な野心もありましたし・・・(笑)
ITバブルが弾ける前にITベンチャーと言われる会社に数社、プロジェクトリーダーのような経営層に近いポジションで仕事をしたこともありますので、より懐かしく感じます。
ということで、ちょっと、昔話を。
ITベンチャーと言われる会社に最初に勤めたのは、建築業界と関係があるITベンチャーの会社でして、
まさに、ITバブル真っ盛りの頃、ソフトバンクの投資会社、当時、ソフトバンクインベストメントという社名でしたが、
その会社から投資してもらって事業をしていた会社でした。
もしやと思って、今、検索をしたら、当時の記事が掲載されているwebページが出てきました(笑)。
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/0fmuVrwoxIiZBG
2000年の記事がまだありました。もう23年も前の話になります。
3Dのモデリングのシステムを開発、販売していたこの会社が出資を受けてやっていた新規事業は、ネットで住宅を売る仕組みでして、
私はその新規事業のメインスタッフをして採用され、プロジェクトリーダー的立場で仕事をしていました。
当時、事業責任者は住友林業で副社長をしていたという人で、扶桑社の住宅誌『住まいの設計』の元編集長とか、業界4位の大手ハウスメーカーやマンションディベロッパーに強い大手広告代理店の読売広告社の部長級の人も主要メンバーにいたりしました。
今考えると、流石、東京、すごかったですね(笑)。
当時は、そんな実感なかったですが、そんな人たちと仕事していたんだな~と、そんな中での経験値も今の仕事に活かされているのかも知れません。
この会社には熊本大学の建築出身の同じ研究室の後輩がくすぶっていたのでメンバーに誘ったりと、自分なりに頑張っていましたが、
如何せん、いろいろなところからの寄せ集めのメンバーで統制が取れなくて、自分的にも見切りをつけて、別のITベンチャーの会社に転職しました。
残念なことに、その数年後、その会社は倒産したようです。
社長は行方不明になったということですが、その社長に誘われて、その会社が3Dのシステムを導入していたアキュラホームの宮沢社長とある有名な料亭で蛤の鍋をご馳走になったことは今でも覚えていますし、
今、アキュラホームって凄い会社になっているので、山本譲二に似ているなと初対面で思った(笑)宮沢社長が凄い経営者であったということにびっくりしております。
その次に入社したのは、建築関係とは全く関係のない会社でして、会社のイントラネットで使うグループウェア
のサービスを提供している会社で、
その会社の新規事業でアメリカからwebサイトのユーザビリティをチェックして、そのコンサルティングをするサービスを導入するという事業のプロジェクトリーダーの求人に応募して採用されました。
これも当時の記事がありました。
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/31QgYfFq7lm9dS
残念ながらこのサービスも現在は残っておりません(会社は残っています)。
ここでも有楽町にある東京国際フォーラムの会議室で大掛かりなプレス発表をしたり、アメリカのGIGAという会社の人たちプロジェクトをまとめていくなどの経験、多くの業界関係者との接点、ビジネスに関わる、いろいろな経験をさせてもらいました。
まさに、立ち上げたばかりの新規事業なので毎日が悪戦苦闘、電車で家に帰る時間も勿体ないので、プロジェクトのみんなと2日に1日は会社に寝袋で寝泊まりしておりました。
若かった(と言っても私は30を越えていましたが)ですし、がむしゃらで楽しかったですね。
そういう経験は、今考えると貴重であったと思います。
このサービスのプロジェクトリーダーをして、いろいろなIT関連の雑誌者とかIT業界の人たちとの交流ができ、そこで外資系の経営コンサルティング会社へ道を知りました。
一緒にIT雑誌での記事を書いたりしていた、当時、外資系コンサルティング会社アクセンチャーを辞めたばかりの若い3人組が立ち上げたばかりの会社で、こんな会社があるのですが、この会社、今では凄い会社になっています。私が会社に行っていた時は、創業の3人だけで、今では・・・マジで彼ら凄すぎです。
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/lrsnoHhiOGgsFD
そして、彼からも外資系コンサルティングのことを聞き、興味が出てきて、面接を受けて、なんとか入り込んだのが、Andersenアンダーセン(現PWC)という外資系コンサルティング会社でした。
随時面接をしているようですが、何十人、何百人に一人採用という、かなり狭き門らしいです。
この会社に入ったことで、それまでは憧れで興味だけであった世界が現実に目の前に開けました。
この会社に中途入社した当日、北九州市出身で鹿児島ラサール、東大法学部出身(簡単に言うと、世に言う、エリート中のエリートさん(笑))の先輩マネージャー(自分よりかなり年下でしたけど・・・(笑))に会社近くの大きな書店のビジネス関連図書の場所に連れて行かれて、「西村さん、ここからここまでの書籍は数か月ぐらいで全部読んでね。そうでないと、全く仕事になんないから」と言われたことを思い出します。
正直、最初は毎日、吐きそうな、脳みそから血が出て頭がガンガンするような感じで過ごしていました。
この業界では、「UP or OUT」と言われていて、「上を目指すか!?辞めるか!?」の世界。
何事も自主的に興味を持ってのめり込んでいかないとプロジェクトにアサイン(仕事を割り当てられること)されない。
アサインされないと仕事から干されているわけなので、いずれ、その人は会社から自然と居なくなる・・・
そんな厳しい世界でありました。
この会社に入ったこと、この会社で学んだこと、経験したことは、その後のすべての仕事人生、直接関係はないけど、今の仕事でも大きく影響しております。
これらだけの会社だけが私の社会人経験ではない(どれだけの業界、いくつの会社に勤めとんねん!?って大阪弁で大きな突っ込みがありそうですが(笑))のですが、IT関連で言えば、以上の経験になります。
IT業界、特に外資系の会社なんかを経験していると、
まさに、ドックイヤー(注:ドッグイヤーとは、俗に、IT業界の技術進化の早さを、犬の成長が人と比べて速いことに例えた俗語である。 1990代後半頃から用いられていた。 犬の1年は、人間の7年に相当すると言われている)でして、
とんでもないスピード感で、実際に物事が動くのが早く、その分、自分たちの成長も早く、短期間で恐ろしく成長できたと思っています。
この感覚は、今でも活かしていきたいと思っておりますので、シーナリーハウスでの人材育成でも意識していきたいところです。
人間、成長するに悪い事は何もないですから・・・
ですから、
今日のテーマ、「会社は学校じゃねぇんだよ」っていう考え方、今の時代を生きていく上で、幸せになる上で大事な要素なんだと思います。
ずっとそうでは、息が詰まりますので、そこは、地方都市、大分らしさの良さ、メリハリで、大分での生活を楽しみながら、「会社は学校じゃねぇんだよ」って感覚で仕事をする。
それが出来れば、最高じゃん!
そう自分で自分なりに実践しながら思っているところです。
そうなんです。自分が実験台です。
と、
こんな話題をすると、現時点のこと、これからのビジョンのことも重ねて考えてしまいますので、自分の頭の中の整理もする意味で、文章が異常に長くなってしまいます。
3,500字越え、ちょっと長すぎてやばいです(笑)。すいません・・・
とにかく、
そんなことを考えながら、「会社は学校じゃねぇんだよ」のドラマを観ております(笑)。
今日は、これで
失礼させていただきます。
続きを読むには会員登録が必要です。