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スマートウィン「佐藤の窓」とは?レインボーオーシャンビューが手掛ける高性能木製窓を紹介!
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スマートウィン「佐藤の窓」とは?レインボーオーシャンビューが手掛ける高性能木製窓を紹介!

2023年8月24日

窓の性能について考える、本田です。

断熱性能・気密性能が優れた家を建てると、年間の冷暖房費を節約できたりヒートショックを予防できたりと、さまざまなメリットが得られます。

高断熱高気密住宅を建てるには、窓の性能を高める必要があり、スマートウィンの「佐藤の窓」が最適です。
佐藤の窓はレインボーオーシャンビューが手掛ける高性能木製窓で、断熱性能・気密性能ともにトップクラスの性能を誇ります。

そこで今回は、佐藤の窓についてメリットとデメリットの双方を詳しく解説します。佐藤の窓が推奨される理由も併せて解説しますので、家づくりの参考にしてください。

また、私が運営している「家づくり百貨」での参考動画も載せておきますのでお時間ある方はご視聴ください。

佐藤の窓とは?

引用元:スマートウィン商品カタログ

佐藤の窓は、ドイツから輸入したガラスを香川にある工場で加工したトリプルガラスの木製窓です。高気密・高断熱性を兼ね備えた木製窓で、外気温の影響を受けにくい住まいを実現します。

ドイツのsmartwin(スマートウィン)社とライセンス契約を結び、[keikou]世界最高の断熱性能と気密性を誇るトリプルガラス[/keikou]を製造しています。

優れた断熱性・気密性により、エアコン効率が良く室内の熱が外部へ逃げにくい窓として人気です。

なお、佐藤の窓を製造している企業名が「rainbow ocean view(レインボーオーシャンビュー)」なので、佐藤の窓のことをレインボーオーシャンビューとも呼ばれます。

佐藤の窓の由来とは?

佐藤の窓の名前の由来は、日本にスマートウィンの窓を提供した人物の名前が佐藤さんだから。
米国パッシブハウス研究所の認可を受けたパッシオパッシブの社長が「佐藤大治」であり、スマートウィン社のトリプルガラス木製窓を日本に再現しました。

佐藤の窓(スマートウィン)は、もともとドイツでパッシブハウス用の高気密・高断熱窓として開発されました。

パッシオパッシブとは、エアコン1台で家中を快適な室温に保てる「高気密断熱住宅」のことです。
日本は世界的に窓の断熱性能基準が遅れており、窓の気密断熱性が低い傾向にあります。

なぜなら、世界では窓の断熱性能基準が法律で定められていますが、日本は窓の断熱性能基準が定められていないからです。

そこでパッシオパッシブの佐藤社長が、ドイツのsmartwin(スマートウィン)社とライセンス契約を結んで、パッシブハウスに適応できる窓を作ったことが「佐藤の窓」の始まりです。

レインボーオーシャンビューとは?

佐藤の窓(スマートウィン)について調べていると、「レインボーオーシャンビュー」と言う言葉が出てきます。

レインボーオーシャンビューとは、「[keikou]全国にパッシブハウスレベルの高性能住宅を実現したい[/keikou]」と佐藤社長が志したことから掲げた企業理念です。

価格が高くても価値が高いため、消費者に適正価格と認識してもらうことで生まれる市場を「レインボーオーシャン」と名付け、佐藤の窓を使用したパッシブハウスの普及を目的として生まれました。

パッシオパッシブではレインボーオーシャンビューを企業理念に、佐藤の窓を提供しているため、佐藤の窓のことを通称「レインボーオーシャンビュー」と呼ぶこともあります。

佐藤の窓の断熱性能

佐藤の窓の断熱性能値は、次の通りです。

佐藤の窓 0.62W/㎡K

「W/㎡K」はUw値と呼ばれる「逃げる熱量を表す値=熱貫流率」を示しており、数値が低いほど断熱性能が高くなります。
具体的には、住宅の床面積1㎡から1時間に逃げる熱量を、室温と外気温の温度差1℃あたりで測定した値です。

国内大手メーカーの高性能トリプルガラス樹脂窓は、Uw値1.0W/㎡Kほどの断熱性能になるため、佐藤の窓の断熱性能は非常に高いです。

参考として、世界各国で定められている、窓の断熱性能基準を確認しておきましょう。

「各国の窓における断熱性能基準」

  • ドイツ 1.3W/㎡K
  • イギリス 1.8W/㎡K
  • フランス 2.6W/平方K
  • 中国 2.0W/㎡K
  • 日本 義務基準なし

世界的な窓の断熱性能基準と比較しても、佐藤の窓は高い断熱性能を誇ります。。世界基準で判断しても優れた断熱性能を持つ佐藤の窓を採用すれば、外気温の影響を受けずに年中快適な生活が可能です。

佐藤の窓を採用するメリット

引用元:スマートウィン商品カタログ

佐藤の窓を採用することで、次のようなメリットを得られます。

  • 年中快適な室温で過ごせる
  • 省エネ効果が高い
  • 遮音性が高い
  • 木製窓なのに腐らない

それぞれのメリットを確認して、佐藤の窓を導入すべきか検討してください。

年中快適な室温で過ごせる

佐藤の窓を採用すれば、年中快適な室温で過ごせます。

特別機能性が高くない窓だと、夏の猛暑では冷房をフルに活用しなければ暑く、真冬の厳冬では暖房を使用しなければ寒く、快適に過ごせないことが多いでしょう。

しかし佐藤の窓を採用すれば、窓の断熱性・気密性が高いことにより、冷暖房の活用を最小限に留めて快適な室温を維持できます。

室内から温度が逃げにくいため、エアコンを最小限に稼働させるだけで十分です。また、外の温度による影響を受けにくいので、猛暑や厳冬でも室温を快適に維持できます。

省エネ効果が高い

佐藤の窓のメリットは、省エネ効果の高さにあります。

佐藤の窓は気密断熱性に優れているため、室内の温度を外に逃しません。そのため、最低限のエアコン稼働で快適な室温を実現でき、省エネ効果が高いです。

世界でもトップクラスの気密断熱性を誇る佐藤の窓を導入すれば、エアコン稼働を最小限に抑えて、光熱費をコストカットできます。

遮音性が高い

佐藤の窓のメリットは、遮音性が高いことです。佐藤の窓はトリプルガラスを採用しているため、従来の窓よりガラスの枚数が多く外部からの騒音を軽減できます。

さらに気密性が高い佐藤の窓は、家の中の音を外部に漏らしにくいためので、閑静な住宅地にも向いています。

家の遮音性を高めたい方は、佐藤の窓の導入を検討してみましょう。

木製窓なのに腐らない

佐藤の窓は、木製窓でありながら腐らないというメリットがあります。従来の木製窓は、雨による湿気で腐るデメリットがあるため、定期メンテナンス・リフォームが必要です。

しかし佐藤の窓は、窓のサッシと断熱材を含む外壁構造が、一体化するように取り付けられています。
そのため、屋外側はアルミ材でカバーされたり断熱材でカバーされているため、雨風で木製窓が腐りません。

また佐藤の窓は腐らないだけでなく、外壁と一体化しているため耐久性が高いメリットがあります。

佐藤の窓を採用するデメリット

引用元:スマートウィン商品カタログ

佐藤の窓にはメリットだけでなくデメリットも存在します。佐藤の窓を採用する前に、メリットとあわせてデメリットも確認しておきましょう。

佐藤の窓を採用するデメリットは、次の通りです。

  • 価格が高い
  • 施工できる工務店が限られている

それぞれのデメリットを確認して、佐藤の窓の導入を検討してください。

価格が高い

佐藤の窓を採用するデメリットは、通常の窓より価格が高いことです。

価格は取り付ける窓の面積や施工方法によって異なるため、施工業者との見積もりによって決まります。
高品質な佐藤の窓は、従来の木製窓に比べて導入コストが高くなるため、住宅購入費用を抑えたい方には不向きです。

しかし、佐藤の窓を製造しているパッシオパッシブが掲げる「レインボーオーシャン」こそ、[keikou]価格は高いが性能が優れている製品を適正価格で提供[/keikou]することにあります。

価格が高くても、佐藤の窓がもたらすメリットに惹かれた方は、導入を検討してみましょう。

施工できる工務店が限られている

佐藤の窓を採用するデメリットは、施工できる工務店が限られていることです。佐藤の窓を施工できる工務店は限られており、家を建てたい希望エリアで導入できない可能性があります。

佐藤の窓を導入するには、[keikou]香川県のパッシブハウスや対応している工務店に、依頼しなければなりません[/keikou]。

そのため、佐藤の窓を採用したい場合は、対象エリアで施工できる工務店があるか探しておきましょう。

佐藤の窓と併せて外付けブラインドの併用もできる

引用元:PASSIVESTYLE株式会社公式ホームページ

真夏に涼しい室内で快適に過ごしたい方は、佐藤の窓と一緒に外付けブラインドを併用してみましょう。

日本の家では窓の内側にブラインドを付けることが主流ですが、ヨーロッパでは窓の外にブラインドを設置します。
実はブラインドを窓の外に設置した方が、太陽の光と熱を遮断できるため室内を涼しく快適に保つことが可能です。

ブラインドを窓の内側に設置した場合は日光による熱を約50%カットできるのに対して、ブラインドを窓の外側に設置した場合は約81%もの熱量をカットできます。

佐藤の窓を導入して家の断熱性能を高めたい方は、外付けブラインドとの併用も検討してください。

佐藤の窓が推奨される理由

引用元:スマートウィン商品カタログ

佐藤の窓が推奨される理由として、次の要因が挙げられます。

  • ヒートショックを防止できる
  • ランニングコストを抑えられる
  • 日本は断熱性能基準が設けられていない

それぞれの理由を確認して、佐藤の窓を導入すべきか検討してみましょう。

ヒートショックを防止できる

佐藤の窓が推奨される理由は、ヒートショックを防止できるからです。

日本はヒートショックによる事故が多く、年間で17,000人以上の方が冬場のお風呂やトイレで亡くなっています。
交通事故で亡くなる方が年間4,600人程度であるのに対して、約3〜4倍近くの人々がヒートショックで亡くなっているため、対処法を実践することが需要です。

佐藤の窓を導入すれば、気密断熱性の高さから家中を同じ室温に保てるため、冬場のヒートショックを防止できます。

ヒートショックの予防策として、佐藤の窓の採用も1つの手段です。

ただし、間取りや空調の環境にもよりますので、佐藤の窓を導入するだけでなく全体的な間取りを工務店と相談してください。

ランニングコストを抑えられる

住宅を購入した後に、ランニングコストを抑えることが家計を助けることになります。

佐藤の窓を採用すると、最小限の冷暖房設備で快適な室温を保てるため、光熱費のコストカットが可能です。

さらに高断熱・高気密性がある家を実現できるため、壁や屋根裏に結露が起きにくく、カビや腐食による老朽化を防げます。
結露が発生してカビや腐食が進めば、修繕リフォームをする必要がありますが、佐藤の窓を導入すればリフォーム費用もコストカットできます。

佐藤の窓は、光熱費やリフォーム費用などのランニングコストを抑えたい方に、最適な選択肢です。

日本は断熱性能基準が設けられていない

佐藤の窓を推奨する理由は、日本の窓に断熱性能基準が設けられていないからです。世界の国々では法律で断熱性能基準が設けられており、一定水準の気密性・断熱性を担保しています。

「各国の窓における断熱性能基準」
・ドイツ 1.3W/㎡k
・イギリス 1.8W/㎡k
・フランス 2.6W/㎡k
・中国 2.0W/㎡k
・日本 義務基準なし

ドイツやイギリス、フランスに中国も窓の断熱性能基準を設けているにもかかわらず、日本は断熱性に対する意識が低いのです。

日本は断熱性に関する理解が世界から遅れており、寒い冬でも「耐え忍ぶ」精神が根付いています。
寒い冬でも我慢せずに快適に過ごしたい方は、佐藤の窓を採用して高断熱高気密住宅を建てましょう。

佐藤の窓を使った高断熱高気密住宅を建てよう!

引用元:スマートウィン商品カタログ

佐藤の家を使えば、最低限のエアコン稼働で快適な生活を実現できます。気密性・断熱性能ともに世界トップクラスの性能を誇る佐藤の窓は、ドイツから取り入れたガラスをトリプルガラスに加工しているため、遮音性も高いです。

佐藤の窓を提供するスマートウィンは、品質の良い製品を従来の既製品より高い適正価格でお客様に提供する「レインボーオーシャンビュー」の精神を掲げています。

そのため、従来の木製窓に比べてコストは割高ですが、高断熱高気密住宅を建てたい方には1つの選択肢となります。

高気密高気密住宅を建てたい方は、佐藤の窓を1つの選択肢として検討してみるのはいかがでしょうか。

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