こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
7月最終日の月曜日。
週末が一番忙しい私たちにとっては、無事、週末の仕事が終わりますと、ひと段落するのですが、
基本的に日曜日のみが休みの現場は月曜日から新たな気持ちで稼働し始めます。
現場担当者には早朝から電話が鳴りっぱなしです(笑)
シーナリーハウスの家づくり、現場担当者、大事なポジションです。
シーナリーハウスの公式インスタグラムをご覧の方はお気づきと思いますが、常に現場監督の募集はしております。
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https://m-sceneryhouse.jp/l/m/kr21Jwd5gA0MJc
それから、第二創業期、シーナリーハウスの次世代に担う人材の募集もしております。
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https://m-sceneryhouse.jp/l/m/SQb3YCG2H08bR0
若干の応募はありますが、残念ながら、現時点、なかなか新たな採用に至ることにはなっておりません。
私たちシーナリーハウスの採用は、正直、猫の手も借りたいぐらいではあるのですが、経験者なら誰でもいいというわけにはいきません。
これまでも、ここ数年間、中途採用で採用をしましたが、人材というものはなかなか難しいです。
東京でコンサルティング会社を一人経営していた時には、リクルートさん系の会社との絡んだ仕事も多くしていたので、
人材育成のコンサルティングとか研修とか、人材関係ではどちらかというとプロの方の領域だと勝手に思っている私ですが、
いざ、
自分が人を直接雇用する経営者、直にマネジメントする立場になると、ちょっと様子が違います・・・
今でさえも、人の会社のことの指導とかアドバイスはかなりのレベルで的確な指導ができると思っておりますが、面白いことに、自分の会社のことになると・・・
自分でもびっくりするのですが、恥ずかしながらそんなものです(笑)。
けど、
コンサルの場合は、その会社からコンサルを降りればよいとか、コンサルをやめればよいので、いいですが、
今の私のように、実際にお客さまからお金をお預かりして、社員を抱えて工務店を実業として経営する立場になってしまうと、
もうやるしかないし、もう逃げられません(笑)。
経営やマネジメントを上手くやるしかないし、少しでも会社を成長させなければなりません。
みなさん、ベンチャー企業という言葉をよく「ITベンチャー」とか言われて聞かれると思いますが、歴史のある大企業ではない、生まれたばかりの小さな会社のことをよく言いますよね。
その類で言いますと、こんな言葉は世の中にないのですが、
シーナリーハウスは「工務店ベンチャー」って感じです。
社歴も数年で浅いし、規模もとんでもなく小さい。
けど、
社会課題に取り組み、「志」が高く、大企業がやらないこと、できないことをやる。
まさしく、ベンチャー企業なわけです。
私もかつて、ITバブルが弾ける前にITベンチャーと言われる会社に数社、それもサービスの立ち上げメンバーの中心的役割で仕事をしたことがありますが、
会社は小さくても優秀な人材が多く集まり、みんなパワーがすごく、終電までの仕事は当たり前、週に何日間は会社に寝泊まりしておりました。
その後、
私は大きなビジネスを取り扱う世界的な会社というものを知りたくて、ITベンチャー後は、外資系の大手経営コンサルティング会社に入社して、
やはり、大手の仕事は私にはスピード感、達成感などが合わなくて、その後、直ぐにフリーのコンサルタントそして独立したという経緯があります。
結局、一匹狼、ベンチャーが好きなわけでして、
今、シーナリーハウスのような「工務店ベンチャー」をやっているわけです。
今のソフトバンクだって、楽天だって、メルカリだって、最初は小さなベンチャー企業だったわけで、ベンチャー企業も大企業になったりします。
工務店ベンチャーは基本地域密着なので、ビジネスモデル的にも大企業になることはあり得ないと思いますし、私自身もそれは全く考えてもないです。
ただ、
会社の規模はどんどんと拡大志向ではないですが、少数精鋭、優秀な人材は欲しいですし、その素地のある人材はとんでもない優秀な人材に育てたいと思っております。
私のこれまでの経験からそれは可能だと思っておりますので、今のスタッフを対象に外部協力者を対象にそれは実践しております。
マンパワー型で、とにかく頭数の多い、イケイケの会社はこれからの時代に、工務店業ではリスクでしかないと考えます。
一人一人が優秀で、マルチタスクである少数精鋭の組織、少数の定義、その精鋭が数人なのか、十数人なのか、そんな感じの話なのなかと思っております。
シーナリーハウスは、当然に、「持続可能性100%」を第一義に考えて経営を行っておりますので、それを実現するために必要なことは今から手を打っていっております。
規模感では、数人の状態は「持続可能性100%」が危うくなりますので、十数人規模を目指すべき(あくまでシーナリーハウス的人材のみで)と考えております、
規模の論理で、数百人、数十人規模の会社が「持続可能性100%」であって、十数人の会社が「持続可能性100%」が危ういとは全く違うと思いますので、
そこはシーナリーハウスらしさ、西村らしさで戦略的につくりあげていきたいと思っています。
経営コンサルタント的には、現状、それなりに大きな規模の会社さんは相当に経営的に苦しいことになっている、これからはもっと苦しくなると想像します。
営業主体に経営の主軸をおいていた会社、時代に合っていない家づくりをしている会社は危ないと思います。
大分では何故か、工務店の倒産情報がほとんど出てこないのですが、実は、私たちの業界の情報では、毎日のように工務店、住宅会社の倒産の情報があがってきております。
それを注意深く見ていると、
数十年前、十数年前は儲かっていたというかつては業績が良かった会社、老舗と言われるような会社が多いです。
大変失礼ながら、その会社さんのことを調べると、
こんな家づくりでは今の時代無理でしょう。
この経営センス、この感じでは難しいでしょう。
という意見を辛口ながらもってしまいます。
世間ではコロナがどうこうと声高に言われておりますが、それはどの会社でも平等に言えること。
なるようになっている。
というのが、経営コンサルタント的な私の本音です。
あくまで、これは工務店業界、家づくり業界で言えることですので、他の業界は全く関係ない話ですのでご了承ください。
「明日は我が身」という常に危機感を持ちながら、次の先手を打っていくのが経営者の仕事ですので、そこは私の責任でやりますので、ご安心ください(笑)。
人材の話に戻しまして・・・
ここでは正直なことを言いますが、ここ数年、大分ではトップクラスの経験値をもっている人材が2名ほどシーナリーハウスの門をたたいてくれました。
残念ながら、2人とも、過去の経験値に縛られて、シーナリーハウスではそれ相応(待遇や労働条件とのバランス)のバリューが出せないことが一緒に仕事をする上でお互いに分かり退職となりました。
トップクラスの経験値がある方が、シーナリーハウスの価値を感じていただいて、門をたたいてくれることは経営者としては嬉しい限りですし、
シーナリーハウスも産まれて間もない会社であっても、それなりの存在感になっていることも証でもあるので、大変喜ばしいことなのですが、
現状として、その人材がシーナリーハウスで活躍できないことは残念な限りです。
私自身、工務店経営者としてはまだまだひよっこの修行中の身、私自身の問題も絶対にあったと思いますし、採用時点のミス(採用のミスマッチ)もあったと今考えると思います。
それも経験、将来の肥やしになると思い、私たちは未来を信じて次へ次へ向かっていかねばなりません。
みらいの優秀なシーナリーハウスの一員になる人材が手ぐすね引いて出番を待っているはずで、
そういう人材がいずれ早晩、ジョインのはずですので・・・
粛々とやるべきことをして体制を整えながら待ちたいと思います。
では、
今日は、これで
失礼させていただきます。
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