こんばんは。
あすなろ建築工房の関尾です。
先週の土曜日は、あすなろ建築工房のコンセプトハウスであり自宅である「六ツ川の家」で、「床下エアコン体験会」を開催いたしました。
10組限定とさせていただいてしまっていたので、ご応募いただいたのにご参加いただけなかった方も多く大変申し訳ございませんでした。
また開催いたしますので、またのご参加をお待ちいたしております。
当日は、床下エアコンの気流のない暖かさを体感いただく他、築後7年経った経年美もご確認頂きました。
お越しいただいた皆様からは下記の感想を頂きました。
「自然素材が年数を経過しても全く古さを感じない点、各部の寸法や収納が考えぬかれている点、さらに継続的に改良を実施されている点が好印象でした。」
「気になったところを自由に見られて、とても参考になりました。変わっていく木の良さや、変わらない漆喰の綺麗さなどもそれぞれ見ることができて、美しく経年変化していく家を体感できたと思います。子供部屋を最近仕切られたとのことで、可変性のある間取りの使い方も実感できました。外構も含めてどこを見ても素敵なお家でした。」
「空調に関することだけだと思っていたのですが、思いがけず家の中を細かく見せていただけて大変ありがたかったです。経年変化を劣化とは感じられず、むしろ木の風合いが増していて素敵だと思いました。これまで他にも現場見学会、新築完成見学会で伺ったお家もありましたが、今回は自分達が建て替える場合の想定(2階建て)に一番近く、さらに生活に必要な物が揃った状態でしたので、建てる場合のイメージがより強く湧きました。(家具の量も含めて)奥様から使い心地に関するご説明があったのも大変参考になりました。最近個人的に興味があった天井が低い部分を体感できたのも良かったです。」
「大変有意義な見学会でした。妻や娘も納得の家造りでした。」
「横浜の地で理にかなった無駄のない間取りの六ツ川の家が理想です。お願いすれば敷地をとことん紐解いて最適解を導いてくれると期待しています。」
「実際に生活をされて年月を経たところでの見学でしたので、とても参考になりました。ありがとうございました。個人的には『毎日使うものには良いものを』というのには共感です。妻は玄関ドアの値段にびっくりしていたようですが…その妻は奥様からも住まい方のお話を聞けてよかったと申しておりました。母は階段が上りやすくて感動したと話していました。女性陣共通の感想は家事動線の良さでした。」
「Youtubeで何度も見せていただいていましたが、実際に体感すると、まるで秘密基地にいるようなメリハリの効いた空間デザインにワクワクしました。狭いんじゃないかと心配していた妻が「これなら26坪でも家族4人で暮らせるね」と言っていたので、まさに関尾さんの空間魔術の勝利と思いました。面白かったのは、各所で天井の高さを変えることによって視覚的に期待感を持たせたり、つながっているのに区切られているという感じを出しているのかな、と感じたことです。いつもながら設計力の凄さを感じることができました。
一方で意外にも床下エアコンがすごく暖かいかという点は、床が温かくなるというよりは部屋全体が同じ温度になるという点で効果のあるもので、想像していたのとは少し違う効果を生み出すものなんだという気がしました。床を温かく感じさせるには、少しもったいないくらいのエネルギーを使用するか、もともと温かく感じやすい針葉樹を使わないと難しいのかなと感じました。スタッフさんにも丁寧にご説明いただき感謝しております。」
「床の温かさには驚きました。無垢床で毎日素足で過ごせたらとても気持ちいいだろうと想像できました。
スタッフの方々が話しかけてくれたり、すぐに説明していただけて有難かったです。家族の生活、その土地の環境、設備等、全ての事に配慮した家づくりをされていて本当に感動しました。」
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
さて本題に。
前回のメルマガが、本題に入る前の前置きが長くなってしまって、本題が今回に持ち越しになってしまいました。(^^;
ということで、本日は「スタディコーナーのススメ」についてお話ししたいと思います。
子育て中のご家族にとっては、「子供の勉強スペース」つまり「スタディコーナー」は家づくりにおいて、とても大事なテーマの一つとなると思います。
以前は「家族で使う勉強場所」という意味で「ファミリーデスクコーナー」と呼んでいたりしましたが、最近は「スタディーコーナー」と呼んでいます。
お子様が幼稚園に通うようになると家でも「お勉強」をするようになります。
ベネッセなどの教育関連企業から送られてくる「しまじろう」などの教材が使われることも多いと思います。
最初はお子様も当然のことながらパパやママと一緒に学習することになるので、「ダイニングテーブルで」となることが多いと思います。
小学校に入る前後のお子様がいらっしゃるご家庭では、学習の途中でパパやママがキッチンに立ったとしても、安心して勉強を続けることができるように、キッチンからダイニングテーブルが見える「オープンキッチン」とすることが好まれます。
https://asunaro-studio.jp/l/m/HLxzr9AFStW7D3
このような「オープンキッチンに面したダイニングスペース」とする際に、勘所となるのが「収納スペースの確保」です。
前述の「しまじろう」などの教材や文房具を収納できる場所をダイニングテーブル周りに確保してくことをお勧めしています。
https://asunaro-studio.jp/l/m/8uMHsiOLHhxpDd
このような収納スペースが無いと、ダイニングテーブルの上にファイルケースや筆立てが常時置かれてしまうことになってしまい、落ち着いたダイニング空間とはならなくなります。
https://asunaro-studio.jp/l/m/uo8c1TlhAzKgsU
小学校に入ると給食の献立や行事のプリント類も多くなるので、ダイニングテーブル付近に文具やファイルの収納を確保しておくことはとても大事です。
別の機会にもお話をしていますが、ダイニングリビング空間は家族の団らんの場所であり、仕事の疲れを癒す空間です。
そんな癒しの空間がごちゃごちゃしていては、逆に疲れがたまってしまうことにもなります。
ダイニングリビング空間をすっきりとした空間を保つことも快適に住まうための秘訣となります。
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