こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
今日は朝イチに油見の家の
配筋検査を行い、
市内にもどり、
下野町の家の建築に関して、
役所と協議をしてきました。
今回、建て替えの計画なのですが、
実はその取り壊す建物が
「離れ」として建築されていました。
一般の人には
離れといえば、
贅沢なイメージがあるかもしれませんが、
法律的なところもあります。
基本的には一つの敷地に対して、
一つの建物しか建てては行けないという
ルールがあります。
もちろん、敷地を二つに分けて、
建てることも可能ですが、
その場合、それぞれの敷地に道路がついていることが
条件になります。
ちなみに油見の家は
ご実家の敷地を確認申請上、
二つに分けて、確認が降りています。
これは前述した通り、
それぞれに道路の接道条件が満たされているからです。
しかし、道路から、
母屋の前を通ってしか、
行けない場合は基本的には
普通の家は建てれず、
離れとして、申請することになります。
離れとは?
その建物だけで、
生活が完結できないことを言います。
簡単にいうと、
キッチン、トイレ、お風呂のどれかが、
ついておらず、
母屋にその機能があるので、
母屋と離れで生活が完結できるということになります。
過去に、滋賀で働いているときに、
一度、この離れ申請で、
家を建てた経験があります。
ちなみにその家はキッチンがなかったですが、
完成後、、、、ゴニョゴニョ。。。
ダメですからね!!笑
ただし、今回の下野町の家は
離れ申請ではNGです。
なぜなら、グリーン化事業で
長期優良住宅+ゼロエネで補助金を
もらうからです。
長期優良住宅は離れ申請の
建物には認可はおりません。
なので、完成してから、
ゴニョゴニョしても
長期優良住宅認定が受けれませんので、
なんとか、接道条件を満たすため、
役所と協議中です。
今回は建設事務所、
次は竹原市役所で、河川についての協議をします。
設計事務所の仕事は
本当に多岐にわたります。笑
それでは、また次回。
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