こんばんは ダイシンビルド 清水です
昨日は2025吉野ツアーでした
https://daishinbuild.net/l/m/jWSt4uf3MmIq94
2013年から続いています
吉野の林業の素晴らしさを
少しでも知って頂きたい思いで始めました
建築の構造材や枠材、床材等で
吉野杉や吉野ヒノキを使っていますが
元々は樽、桶が吉野材でつくってました
勿論、その当時の建築材でも使ってましたが
メインの用途は樽桶です
約500年ぐらい前の室町時代
から林業が始まり現在まで続いてます
吉野林業の特徴の一つは
1haあたり1万本~1万2千本を植えて
密植をして木をゆっくり育ててます
その結果年輪が密になった綺麗な吉野材になります
それは日本酒の樽をつくるのに最適な
水が溢れない木の樽になります
吉野以外の産地では1haあたり3千本ぐらいにして
すぐに育つ林業の地域もあります
年輪は大きく密にならず軽い木なので
船を作ってたそうです
両方の役目が少なくなり
林業でできた木は建築資材として使われてます
関西地域は昔から吉野が近いので
吉野材を使った家はごくごく普通のことです
しかし近年はハウスメーカーはじめ
大量生産型の住宅はほとんどは
価格の安い外国産材を使い集成材にしてます
今、スギ花粉に関しても
本来なら近くの山の木を使い
家づくりができていれば
ある程度は無縁です
色々と思う事はありますが
私達は住宅生産者の一人として
未来も吉野杉のような良材を残して欲しいです
分かりやすく言うと
寿司屋の親父がいい日本米にこだわるのと同じです
工務店、設計者は素材も吟味して
いい家づくりを続けたいと思います
では明日も宜しくです
追伸:本日も新住協関西支部YouTube Liveは20時からです
今後のイベント情報です
5月31日(土)6月1日(日)はQ1住宅in豊中完成見学会です
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