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クオホーム

100年先まで残る屋根の選択

こんばんは
クオホーム本田です。

今日は京都にいます。
京都に完成した
堀部さんの設計で
ダイシンビルドさんが
施工された住宅を
見せてもらいました。

堀部さんの設計が
感じられる建物は
こちらです。
https://m.quohome.com/l/m/XXpn9yqWO8s7e5

さて本日は
「瓦屋根の良さ」について。

午後からの堀部さんの
講談の中の一つテーマにも
ありました。

瓦屋根の一番の特徴は耐久性です。

スレート屋根や
ガルバリウム鋼板なども
一般的ですが、
30年前後で塗り替えや
葺き替えが必要になるケースが多い。

一方で瓦は50年以上
もつといわれ、実際100年
近く残っている家も珍しくない。

長く住み継ぐ家には
最適な屋根材。

また瓦は一枚一枚が
独立した構造のため、
部分的な修繕が可能。

仮に一部が割れても
そこだけ交換できる。

そしてメンテナンス性の
高さも見逃せません。

これは他の屋根材にはない
大きなメリットです。

さらに遮熱性・断熱性にも
優れています。

夏は直射日光を受けても
瓦自体が熱を蓄えるので、
屋根裏に伝わる熱が緩やか。

冬は厚みと重さが保温に役立ちます。 

屋根の性能だけで室内の快適さは
大きく変わります。

そして忘れては
いけないのが意匠性。

瓦屋根は日本建築の
風景に調和します。

和風住宅はもちろん、
最近はモダンな
デザインにも合う平板瓦も多い。

重厚感があり、街並みに
落ち着きを与える。

私はこの美しさが
瓦の隠れた価値だと
感じています。

一方でデメリットと
されるのは重量。

屋根が重くなるため、
構造計算をきちんと
行わなければ耐震性能に
影響が出ます。

ただし正しく設計された
構造であれば
むしろ重さが家を安定させ、 
耐風性にも貢献します。

ここを理解せずに
「瓦は地震に弱い」と
誤解される方が
多いのは残念です。

長期的に考えれば
瓦屋根はコストパフォーマンス
の高い選択。

初期費用は少し高くても、
塗装や葺き替えの
サイクルを考えると総額では
むしろ安くなることも。

「100年住める家」を目指すなら、
屋根は瓦を検討する価値があります。

もし家づくりを進める中で
屋根材に迷われたら、
短期的なコストではなく、
耐久性・意匠性・メンテナンス性を
総合的に比べて瓦も選択肢に。
それが失敗しない家づくりの視点です。

ご参考に。
では、では。

追伸
9月20日21日は
完成見学会です。
空間の良さを体感してみてください。
https://m.quohome.com/l/m/6uJLylBrTCBPY8

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