こんにちは。こんばんわ。
高橋工務店の高橋真悟です。
先日12月17日火曜日、
新住協関西支部の定期講習会が
ありました。
12月は恒例で鎌田先生が関西まで
来てくれて講習をしていただきます。
今回講習していただいた内容の
1つで換気扇について
取り上げられました。
今週は鎌田先生が取り上げた換気扇について
述べたいと思います。
今日は
Panasonic製FY-14VBD
のお話をしたいと思います。
この換気扇は鎌田先生お勧めの換気扇になります。
Panasonic製の1種換気扇
FY-14VBDは、
住宅における空気の質を向上
させるために設計された
高性能な換気システムです。
この製品は、特に熱交換機能を
備えており、エネルギー効率を
高めることができます。
具体的には、室内の排気と外気の間で
熱を交換することで、冬は暖かい
空気を、夏は涼しい空気を室内に
取り込むことができます。
これにより、エアコンや暖房の
使用を抑え、省エネルギーに
貢献します。
FY-14VBDの優れた点として、
まず挙げられるのはその高い
捕集効率です。
この換気扇はPM2.5対応の
微小粒子用フィルターを搭載
しており、粒子径2.0μm以上の
微小粒子を約95%捕集することが
できます。
これにより、室内の空気を清潔に
保ち、アレルギーや呼吸器系の
健康リスクを軽減します。
また、湿度センサーを搭載しており、
室内の湿度を自動で調整する機能も
備えています。
さらに、2つのDCモーターを使用して
給排気風量のバランスを自動で
コントロールするため、効率的な
換気が可能です。
一方で、FY-14VBDにはいくつかの
デメリットも存在します。
まず、設置やメンテナンスがやや
手間がかかる点です。
微小粒子フィルターは2年ごとに
交換が推奨されており、
定期的な清掃が必要です。
フィルターの交換や清掃を怠ると、
性能が低下する恐れがあります。
また、換気音が比較的大きいというユーザーの声もあります。
特に寝室など静かな環境を求める
場所では、音が気になるかも
しれません。
さらに、寒冷地での使用においては、
結露やカビの発生が懸念されるため、
エアコンの除湿機能と併用することが
推奨されています。
総じて、
Panasonic製FY-14VBDは
高性能でエネルギー効率の良い
換気システムですが、設置や
メンテナンスに注意が必要です。
空気の質を向上させるための優れた
機能を備えている一方で、
使用環境やメンテナンスの手間を
考慮する必要があります。
これらの点を踏まえて、住宅の
換気システムとしての導入を
検討する価値がある製品と
言えるでしょう。
ですが、
ここに紹介したからと言って、
貴方にとってのおすすめの換気扇とは
限りません。
なぜなら、あなたが住まれる土地の
環境や地域差があるからです。
他にもまだまだ多くの
換気扇メーカーがあります。
換気扇の選択はあなたの選ばれた工務店さんと、いっぱいお話をして決めてください。
今日はここまで。それでは素敵なお家造りをしていきましょう。(^O^)
続きを読むには会員登録が必要です。