～面倒くさいことに価値がある～

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

大分市緑が丘で行わせていただきました
「集いの家」完成見学会、

本日、最終日、満員御礼で
無事に終了させていただきました。

今回の見学会も40組近い多くの
お客さまにご参加いただきました。

ご参加いただいたお客さま、
どうもありがとうございました。

さて、今日のテーマは
「面倒くさいことに価値がある」についてです。

世の中、どんどん効率化、効率化で
便利になってきています。

かつて面倒だったことも
楽に出来るようになってきています。

自分たちが子供の時に比べると
本当に漫画の世界が現実化しています。

私たち家づくりに携わっている人間に
直接関わってくることとして、

食洗器や全自動洗濯機、乾燥機が
当たり前になってきたり、

TVがオンラインでつながり、
DVDプレーヤーいらずで
映画などを観れるようになり、
（相当便利な時代になりました）

壁掛けTVでTV台を必要としない
リビングになってきたりとか、

効率化によって産まれた時間を
どのように使うかで
人生の豊かさが違って
くるんだろうなぁと思っています。

通勤時間のいらない在宅ワークとか
リモートワークが普通になったり

ネットでいろいろなものが購入でき、
自宅まであらゆるものを届けてくれる。

異常なまで便利な世の中になりました。

昔に比べて明らかに無駄な時間が削減され
自分の自由に使える時間が増えてきている
ことは明らかですよね。

そこで
自分の時間の使い方が重要になります。

時間の使い方が試される・・・・

趣味をはじめるのも良し、
これまでの趣味を深めるも良し、
副業など新しい仕事にするも良し、
興味のあることの勉強をするも良し、
家族との時間を思いっきり楽しむも良し、

当然、これら全部をやってしまうも

有りですし、

自分は何もしないでゴロゴロ、のんびりする(笑)。

も有りです。

これらのように
効率化、効率化で
便利な世の中になることで

自分らしいライフスタイルを
するには良い影響がありますが、

「家づくり」のこととして
考えてみるとどうでしょうか？

私たちの仕事として考えた時に
働き方や宣伝広告の販促などは
効率化すべきなのですが、

「家づくり」は「ものづくり」

それも人の手を通しての
本物の素材を相手にした「ものづくり」

基本的には効率化は難しいです。

工業製品を組み合わせや工場なんかで
一気につくるような家ではありませんから・・・

キレイとか美しいと思える家にするには
相当に面倒くさいことをしなければいけません。

シーナリーハウスの家づくりを
ご体感いただいた方には
お分かりいただけると思いますが、

効率化を追求した住宅会社では
決してやらないことを
私たちはたくさんやっております。

そこが、
シーナリーハウスの価値ですので
そこを妥協することはないのですが、

ハッキリ言って
相当に面倒くさいです(笑)

かつてNHKのプロフェッショナルの番組で
スタジオジブリの宮﨑駿さんの仕事ぶりを
観たことを思い出したのですが、

作画の作業中、宮崎さんがずっと
「めんどくさい、あ～めんどくさい」
と「めんどくさい」を連呼していたのを
覚えています。

決して、その作業を
イヤイヤやっているわけではなく、
口癖なんだと思います(笑)

めんどくさい作業を
絶対に必要だからやっているわけです。

今思うと、秀逸な仕事にはやはり
「面倒くさい」が必須なんだなぁと思います。

実際、
私たちの家づくりは「面倒くさい」ですから。

宮﨑駿さんの話とは完全なこじ付けです。(笑)

価値あることなら
「面倒くさい」ことでもやるのが
いい家づくりの本質だと思っています。

性能分野においても
家づくりに求められることは
これから更に出てきます。

こなさなければならない「面倒くさい」
ことが山のようにあります。

おそらく、こなしてもこなして
どんどん尽きることなく出てきます。

決してネガティブな感情ではなく(笑)
「めんどくさい、あ～めんどくさい」
を連呼しながら
もっともっと「いい家づくり」への道を
精進していきたいと思います。

「面倒くさいことに価値がある」

では、
今日はこれで失礼します。