こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
今日は、昨日と打って変わって、天気よく(天気良すぎです(笑))かなり暖かい一日でした。
さて、
今日のテーマは「道徳と経済のはざまで・・・」です。
一昨日の受賞式の懇親会でも話題になったこと。
バブル崩壊後、日本のあらゆる建築物は経済原理を重視する建築だらけになってしまい、
将来の街並みをつくるような重厚感のある建築物がコストの面などで敬遠され、プレハブ的な簡易な建築が、公共建築物、商業ビルなど世の中を席捲しました。
おそらく、世界でも類を見ないほどのチープな感じになってしまっていると感じます。
結局、インバウンドの方々に、人気があるのは、京都とか歴史的建造物が多いエリア。
本物に対する人の意識というものは、万国共通であり、「いいもの」は「いい」という価値観に国境はありません(笑)。
日本の有名建築家さんも、日本よりも海外で引っ張りだこという方も多く、
世界的巨匠となった安藤忠雄さんなんか、ここ最近の大きな建築はすべて海外での作品となっています。
価値あるものにお金が出せなくなってきた日本・・・
この流れをなんとしてでも食い止めたい。
一昨日はそんな話もありました。
建築家さん、建築を教える先生、建築関係者だらけの会ですから、一定の価値観はイコールの上で、話は盛り上がります。
例えば、
こんな話題をどう捉えるか!?
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/7kJDQBhpJiaGV3
52年連続黒字経営。
会社、経営者としては、素晴らしすぎる・・・
意見が分かれるところですが、経済を動かすこと自体はなんら悪い事ではなく、しかし!というところ。
大分駅前の一等地に現在、大分市内初となる建物が建築中ですが、
誰も止めることは出来ません。
便利で快適、それでいてリーズナブルな価格。
お客さまのためであれば、ビジネスとしてはなんら間違ってはいない。
ただ・・・
なんです。
いくら儲かると言っても・・・
なんです。
せっかく、学ぶことを学んで、いいものもたくさん見させてもらって、感じさせてもらって、
自分が「いい」と思うことを追求していける立場であるならば、それはとても幸せなことだと思いますので、
私たちは、意地を張ってでもやれるだけやってみようと思います。
「道徳」と「経済」の両立。
これしかありません。
けど、
両立できれば、こんな素晴らしいことはないし、逆に、そうしなければ、日本の素敵な未来もないのでは!?
そう思っています。
なんか、テーマがとんでもなく大きくなりました・・・(笑)
今日は、
これで失礼させていただきます。
続きを読むには会員登録が必要です。