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株式会社おおいた家づくりコンシェルジュ

~身銭を切れ~

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

今日のテーマは、
「身銭を切れ」についてです。

表題を見られて、
何のことか!?とお思いになられたかも知れませんが、

実は、これは、本のタイトルです。

正確には、

『身銭を切れ 「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質』
[著者]ナシーム・ニコラス・タレブ
[出版社]ダイヤモンド社 (2019/12/12)

アマゾンでは、こちら、
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/m6v7Bqus3wRvor

シーナリーハウスでは、工務店であっても、
一般のビジネスマンと同じような教養を
持つことをスタッフに推進しており、
推薦図書、必読書などを度々提示しています。

家づくりのプロであることは、
絶対条件なのですが、社会人としても
それなりの教養を持って欲しい。

せっかく、私のような人間が
代表をしている工務店なので
人としてもキラリと光ることを
目指してもらうことが目的です。

私、個人としましては、今があるのは、
「本」のおかげと言えるほど、
「本」に助けられた人間なので、
読書に抵抗は全くありません。

というか、基本、本の虫です。

活字中毒かも知れません(笑)

最近は、会社の社長室も自宅も、
かなりの積読状態ですが、
毎月、何度も書店にいき、
ついついアマゾンで
ポチポチしております。

その積読されている本の中になるのが、
↑の本になります。

タイトルだけで買ってしまいます!

というか、

私もおそらく、
書店でタイトル買いしております。

なかなか難解な書き方で読みずらい本で、
今の弊社のスタッフには少々無理かな!?
と思いつつ、
是非とも読んで欲しいものです。

読むのに1か月もかかるのなら、
他の本が読めずに時間の無駄なので
やめて欲しいですが・・・(笑)

では、
この難解な本の内容を私的に少し解説。

「身銭を切る」(skin in the game)
の翻訳は、「自腹を切る」の方が良いかなと。

ちょっと、難しすぎて、
私の教養を超えている事例に関しては
軽く飛ばして読むとして、

分かり易いところをかいつまんで、

何事も覚悟が大事である。
「身銭を切る」とは一種の覚悟の取り方。

口は悪くとも「覚悟」のある人は、
言っていることと行動が一致して
いるから「凄み」があるので、
付き合っていくと自ずとわかってくるものだ。

相手の無意識の仕草やサインを
見逃さない様に人と接してみることだ。

「自腹を切ってリスクを取らない言動や
行動は弊害、そして災厄となる」

「言動一致」「不言実行」が最上である。
これは、禅の教えでは良く聞く話で、
東洋の古典では結構言い尽くされている内容だと思いました。

この本を読んで私が痛快だったのは、
官僚や経営コンサルタント、
知識人や著名人をこっぴどく批判しているところでした。

かつて、
経営コンサルタントをしていて、
今は、リスクをとって実業を
している人間としては、
とても良く理解できる内容でした。

私の余談として・・・

最近、工務店業界誌が主催の
工務店の経営者向けの講座の
営業がよくあるのですが、

その講座(安くない33万円!)の
講師が、かつて工務店経営していた
MBAホルダーとか言っていて、

今は、工務店経営から退いている人が
講師になっている。

今、メインでやっている仕事は、
会社を売ったお金で権利を買った
リスクのないお土産屋のフランチャイズ、

この人のアドバイスって、大金払って
聞く人いるのかな~って思っていたら、
定員が全く集まっていないらしく、

業界の裏事情を知っている私としては、
田舎の工務店の社長をカモにするのは
いい加減にして欲しいと思っていましたが、
流石に工務店の社長もバカではない。

少し、安心した次第でありました(笑)。

話を戻しまして・・・

これまで何度もキャリアチェンジし、
いろいろな業界で結果を出さないと
いけなかった自分としましては、

身銭を切らない学び、
自腹を切らない学習、
って、絶対に身にならないです。

本によると、身銭を切ると、
退屈な物事が退屈でなくなるそうです。
確かに、実際に会社を経営したり、
株式相場にお金を投じたりすると、
わくわくするだけでなく、
否応なしに本当の知識が身につきます。

必要なことにはお金をかけて
覚悟を持ってする。

これしかないと思います。

先日の「センス」の話ではないですが、
ここが、生き方の「センス」という
ところになるのではないでしょうか?

本の結論としては、
世の中には身銭を切る人と
そうでない人がいる。

前者は実世界に住み、
後者は主に学問の世界に住んでいる。

著者が言うには、
後者は報酬のみを享受して
リスクは他人に押しつけるため、
たくさんの人々に大きな不利益を与えている。

なので、本来、
人にアドバイスすべき立場にはないし、
意思決定にも関わるべきではない。

そんな内容です。

最後に、
みなさんは、家づくりに関して、
決して、「リスク」を取る必要はありませんよ。

身銭を切る必要も、自腹を切る必要もありません。

その「リスク」は私たちが責任を持って、
覚悟を持って取りますので(笑)

また、そのための
「身銭を切ること」、「自腹を切ること」は
私たちがしますので!

そういう思いで、
家づくりを生業にしております。

ですから、
安心して、お任せください。

では、
今日は、これで
失礼させていただきます。

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